『事任八幡宮(ことのままはちまんぐう)』
静岡県掛川市八坂にある、言霊の神様「事任八幡宮」をご紹介します♪
創建はおよそ190年頃の、成務天皇の治世と伝えられる由緒ある「事任神社」は、言霊の神さまの后神・己等乃麻知比売命(ことのまちひめのみこと)が主祭神で、言の葉で事を取り結ぶことよさしの神様、【願い事のままに叶う有り難い言霊の社】として、古くから有名な神社です。
1062年に八幡神を勧請して「事任八幡宮」となり、現在は遠江の国一の宮です。
なんと、平安時代の清少納言『枕草子』にこの神社のことが、「ことのままの明神いとたのもし、さのみききけんとやいはれんとおもふぞいとをかしき・・・」と書かれていたり、そして『十六夜日記』『東関紀行』など多くの書物に登場しているほど、古来から人々によく知られた、憧れの場所。これって、すごい由緒のあるパワースポットってことなのでしょう。
この白い鳥居をくぐる手前の階段下に立つとすでに、ほんわかと暖かい波動が伝わってきます。階段途中の結界を越えると、さらに心地よさが増すのです♪
周囲は自然がたっぷり、とても素朴なところで、のどかな雰囲気にとても心癒されます。
境内に入り、本殿へ上っていく階段手前の右手には、樹齢1800年だかのとっても太い楠の木があります。でかーい!
「まるで、トトロにでてくる木のようだ」と言っている人がいましたが、ホント、そんなあったかいイメージの、大きな木なんです。
この楠の木さんに触れながら意識を向けてみると、なんだか優しい母のような波動。やんわりと伝わってきたメッセージは、こんな感じでした。
『ここは心の中を写す鏡のようなものだから、心を偽って言葉だけを飾ってもダメよ。』
…って。言葉のままに願い事が叶うといわれていても、やっぱり大切なのは「こころ」なのです。心からの願いは言葉に出さなくても神様に通じる、そういうことなんですね。
(つづく)
(佳岡美歩)
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