欲望と休息・宇宙の永久運動 7つの光の評議会 第1章

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 「神」はその無限の叡智の中ですべての被造物が永久に動き続けるようにした。「神」は被造物を集めたり、互いに引き離したりすることでバランスを維持している。
 「神」は”A”光線を1平方センチメートルあたり1850個生み出した。陽極の、男性性の、秒速186,000マイルの粒子の集まった物質にした。
 ”A”光線の反対に、「神」は”B”光線を創造された。”B”線は1平方センチメートルあたり1257個である。秒速202,000マイルで、”A”光線と90度に交差している。極性は陰極であり、性別は女性、受容的である。

 この二つの原初の力の間の”一呼吸”に、「神」はリズムを創造した。リズムは”波の動き”を引き起こし、各々の線を周波数帯として束ねている。”A”が内側へ作用すると、”B”は前方へ作用する。”A”が外側へ作用すると、”B”は後方へ作用する。リズムが、”周波数帯、レベル、そして密度の変化”を確立している。リズムは緊張あるいは欲望によって操作される。緊張とは、飛び出した女性的・陰極の力とそれを追撃する男性性・陽極の力の間にある時間である。それらがほかの”A”または”B”線上ですでに生み出された何らかの物体に遭遇すると、回転に螺旋上の誘導と部分的な浸透が加えられる。
 陰性の”B”線は地球の陽性の核に引き寄せられるが、隔離層にある”G”光には抵抗する。陰性の外郭に浸透すると、”B”線は反発を受け、抵抗が最小となるラインをとる。それは北極の外側にある。誘導作用によって、陽性の核に引き寄せられ、一方向に回転を始め、陰性の外殻からの反発力が反対方向への回転を促される。陽性の”A”線力はその反対に作用し、南極へと放たれる。これらは両極から出て行くときに、絶え間なく惑星のそばを通過する”A””B”線上で接触し、もとのコースに曲げ戻される。この曲げる作用への抵抗がオーロラを引き起こしている。
 惑星に力を与えたために、エネルギーチャージが減少し、動作速度が落ちてしまったため、これらは両極から出現したときとは違うレベルに入っていく。その後”G”光線がその間に交差し、それぞれを引き離すと、もとの状態である”休息”と”リズミカルな呼吸”へと戻していく。
 ”A”力線は”B”力線よりも”密度”において勝っており、速度において劣っている。”B”力線は速度において勝っており、”密度”において劣る。そのため、”A”の陽極線上に物質が集まっていくと、地球の陽子核となる。速度のある”B”に物質が集まると、われらの惑星の外殻となる。この緊張あるいは欲望が万物に動きを生み出す、無限に進歩し続ける精神なのである。
 人々の間の緊張を欲望と呼ぶ。欲望が許容範囲を超えたとき、「父なる神」の代理人の天秤–“A””B”力線–が反対の結果をもたらす。”G”、”A”そして”B”、線は聖書のなかで「神」が「人を造ろう(Let us make man.)」と言われたときの”Us”にあたる(創世記第1章26節)。

『7つの光の評議会』

ジョージ・W・ヴァン・タッセル著

西村理 訳)


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