7つの光の評議会 第2章

VSS.jpg われわれの太陽系は空間を移動しつつ進化していきながら、常に振動周波数を増加させている。どの太陽系もどの惑星も、赤ん坊が歩き出す前にはハイハイを学ぶように、階級を進んでいかねばならない。


  ”A”線力と”B”線力は互いに90度の角度であなたの身体を通過している。無限光の”G”線はあなたの意識を中心に据え、皮膚の境界によってすべての他者とあなたを分離させている。これらの陽極と陰極のエネルギーラインがあなたの身体を通過し、あなたの肉体を作り上げているすべての原子と細胞を活性化させている。

 外部空間から同様のエネルギーラインのアプローチがこの惑星地球に作用すると、地球は他の惑星から遮られて今のような状態になり、あなた方は他の惑星からの影響を個々に受けるようになる。

 科学者は月が潮流を生み出していると言う。しかしながら、月が作物や人々、その他の状況に影響を与えてはいないと主張し、これらの信念は迷信に過ぎないと言っている。人体の三分の二は水でできている。月の作用が何百万トンの海洋の水を動かすのに、人体の数百ポンドかそこらの水に影響を与えないなどという仮定こそ、迷信ではないだろうか。

 万物が、宇宙のほかのすべてのものに何らかの影響を与えているのである。

 あなたが一日を通してまっすぐに動いたとき、あなたはたくさんのエネルギーラインを出たり入ったりしていることになる。それらすべてが影響をもたらす。その範囲は他の惑星だけでなく、他の人々からのものも、金属性の物質も、電子機器も、大気の状況も含まれる。あなた方はこれらの影響を感じ取り、一日や一年がなんと早く過ぎ去るものかと不思議に思うだろう。また別の場合では、何時間も長引くような気がする。こうした時間の変化はあなたに作用している何らかの影響の結果起こることである。

 がんばって働いたり走ったりすると、熱くなり、疲れる。これはあなたが干渉したエネルギーラインの数がたくさんあったために生じる。

 向きを変えたり、曲がったり、手足を動かしたりといったさまざまな姿勢をとることによって、肉体に熱が生み出される。それは、エネルギーラインからの「攻撃角」がたえず変化しているためである。

 数分の間座って休憩をしていると、同一不変の方向から作用する”A”および”B”ラインからのエネルギーが肉体に吸収されていく。そして肉体がバランスを取り戻し、肉体構造が冷却される。この肉体駆動システムのアイドリング状態は原子が同一のエネルギーラインからの安定した動きを受け取ることによって起きる。
 夜眠ると、肉体はバランスの取れたリズミカルな切り替え状態に入る。よく言われるのが、北や東あるいは特定の方角に頭を向けて眠ることについてであるが、これには決まった法則はない。というのは、方角は人によって違うからである。各々がいろんな方角を試してみるべきだろう。人によっては突然方角を変える必要があることもある。

 もっと大切なことは、金属性のものから離れて眠ることである。特に電磁コイルは安眠を妨げる。金属製の半導体は渦を巻き起こし、まっすぐなエネルギーラインの中に回転運動をもたらしてしまう。そして同じ作用が肉体活動にも起きる。つまり、休息するはずの肉体が、眠っている間も働きどおしになってしまう。

 生命の本質は、あらゆる密度、あるいはあらゆる”次元”において共通している。生命とは、無限の”G”の光によって”A”および”B”ライン上に顕されたものである。生命とは、”いのちの環”の法則にしたがって最初の密度から与えられた形に過ぎないのだ。

『7つの光の評議会』

ジョージ・ヴァン・タッセル著

西村理 訳)


 


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