遅咲きの花2(しおれた蕾の話)~夢見るアセンション第4話

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こんにちは。先週、「遅ればせながら、大きく真っ赤な『アセンションの花』を咲かせてるとこ」なんて、口走っちゃったアッコさんです。

「どんな花なの?」って思いますよね。実は私もよくわからない。本当はね、「自分らしい花なんて、まだ咲いてないわよ」って、言おうとしたんですけど、その矢先・・・。
とういうわけで、このあたりが先週からどうも気になりまして、勝手ながらちょっとプレイバックさせていただきます。次のところからです。
「あれから、何年?クミコさんは、見事、大輪の花を咲かせて、大活躍をされていらっしゃいますが。で、私のほうはどうかというと?」

「それが、クミコさんに比べたら全然努力したって言えないし、何ひとつ成し遂げてないです。自分らしい花を咲かせるどころか、咲こう、咲こうと唱えながら、しおれちゃった蕾(つぼみ)みたいな感じ。
どうしてかって?もう、聞いてください。私の「コーチ独立散々物語」。
経験もコネも若さもない私が、行き当たりばったりでカルチャー教室に乗り込んで、コーチングの講座を開いたのは7年前の春のこと。最初の教室は、生徒さん一人でした。それでも、秋には教室が5校に増えて、取材もいくつか頂くようになりなりました。
特に「ドマーニ」に紹介されたときは反響が大きくて、パーソナル・コーチングのお客様が増え、知名度も実績もちょっとは上がったと喜んでおりました。
夢いっぱいの私(もともと夢見る夢子さん体質で)は、いつか私もクミコさんのように「徹子の部屋」に出るんだ、本も書くんだ、講演もして全国津々浦々回るんだ、と息巻いておりました。
しか~し、所詮一人でホームページを立ち上げ、営業のノウハウもなく始めた仕事。どうやって宣伝活動や新規開拓をすればいいのか、その術がわからない。当然ながら徐々に仕事は減っていきました。生命保険を解約し、貯金を崩して、なんとか生活を維持する毎日。
そんな不安定な日々を何年か過ごして、ある時から「これは本当にやりたい仕事じゃないんじゃないか」と疑問を持つようになったのです。
「他に違う道が、アセンションに関わる、何かがあるんじゃないか」と。
カフェでノートを広げ、悶々と答え探しに翻弄する私。が、結局、貯金も底をついたことから、私は再び会社勤めをするようになりました。それがここ3年ぐらいです。いくつも仕事を変わりました。今もまだ模索中なんですけどね」
と、いう冴えない話があったのです。
かわいそうに、「人生の花が咲く前に、しおれた蕾になっちゃって」アッコさん。
(次回に続きます)

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