水素を生成するためには、二つの光線のどちらもが、水素のスペクトルと同じ振動周波数である必要がある。個々の物質の振動周波数は異なるものである。原子になる前は、水素粒子は光線の中で独自の周波数で振動しているため、他の物質の周波数と混ざることはない。
このことが水素原子をあらゆる点において種のような状態にする。ただし、対極にある場合は例外である。反対の属性を帯びているとき両者はひとつになり、完全な対極であるならば、”G”光線は両者が融合するように誘導していく。
それぞれの物質の密度は”A”と”B”のエネルギーライン上の粒子の振動周波数によって決定される。
どの分子も、反対の極と完全に同一の比率、エネルギー、振動数である場合に構成される。そのため、水素原子というものは、宇宙のどこで発見されようとも、同じものなのである。
ちょっと複雑なので、簡単にしてみよう。二つに切ったたまねぎを想像してほしい。たまねぎは原子に似ている。一番外側の層、すなわち外殻は、最外部の電子軌道があるマイナスフィールドのようなものである。次の層からどんどん内側に向かっていくそれぞれの層が「知性」を構成していて、”G”光線と呼ばれる無限の光エネルギーの層を隔離している。原子を割ってみると、外殻を妨害したり傷つけたりする力によって不均衡が生まれ、外殻が中性子化する。それによって最外殻の電子が中心の陽子に引きつけられる。しかし電子が陽子に到達する前に、即座に破れた外殻に”G”光線が侵入し、原子核内に爆発エネルギーが生まれる。電子と陽子が避けた殻内のエネルギーを解放しないと、この活動エネルギーが爆発を引き起こす。絶縁層である”G”の光は濃縮されると科学用語でいうニュートリノになる。この強力な力は、瞬時に破壊された原子は捨て去り、13番目の密度へ戻るため跳躍する。これが、いわゆる宗教用語で言うところの「復活」なのである。強力な、偶然の、無限な光エネルギーが、その外殻あるいは肉体を脱ぎ捨てるのだ。
『7つの光の評議会』
ジョージ・W・ヴァン・タッセル著
(西村理 訳)
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