原子はミクロの太陽系である 7つの光の評議会 第1章

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 核エネルギーは、殺傷力を持っている。その放射能は、爆弾を投下せずともあなたを殺すことが出来る。商用のエネルギー利用でも爆弾同様に致命的なものである。
 惑星上で核分裂や核融合、あるいは同位体におけるそうした反応をするなどということは、「神」が意図したものではなかった。「神」は分裂と融合の原理に則った反応を行う場として太陽を創造された。「神」は、惑星を太陽から十分に離れた場所に置いて、生成される廃棄物の悪影響を受けないようにした。
 人間が太陽の原理を惑星上で使用することは、「神」の全知の創造的な原理とは真逆の方向にあるものなのだ。

 この反応原理のまえでは、あらゆる破壊的要因は意味を成さなくなる。太陽の原理を惑星上で用いれば、その結果、惑星を太陽にしてしまうことになるのだ。逃れられるものがいるだろうか。「神」とともに中庸にある人々のみ、避難できる。どうやって?宇宙船にいる人種によって宇宙空間へ連れ去られるのである。
 万物をあるべき姿にしている唯一の原理をうまく表現するために、通常「神」のことを指す ”G”というシンボルを使おう。”A”を「神」の右手として、あるいはプラス極、積極的、男性的パワー、バランスを??エネルギーとする。”Bをマイナス極、受身の、女性的なエネルギー、あるいは「神」の左手とする。
 「神」が、万物創造のあとでお休みになられたとして、依然あらゆる無限の中には「知性」という支点があり、これらの対極間の天秤として働いていた。
 これを外側から見てみよう。”G”ラインが、平ら中身の直角の線上にあるとする。
 ”A”ラインは紙の上になり、”G”ラインと90°に交差する。この”A”ラインの力は、プラス極の粒子によって構成される。
 ”B”ラインは、紙の上から下まで走っており、”A”ラインとも”G”ラインとも90°で交差しているとする。この”B”ラインの力は、マイナス極の粒子で構成される。
 この3線の交点に原子がある。原子とは、ミクロ世界の太陽系であり、不可視なパワーによって完璧に創造された。この核物質は、”A”および”B”ライン上に存在する物質の性質によって決定される。プラス極を帯びた原子核を持つ粒子になったものがプロトンで、B粒子の移動しているマイナス軌道に囲まれている。この軌道上にある濃縮されたB粒子群が、電子と呼ばれているものである。
 ”G”ラインには、与えられた方向へ移動するような動きはない。”G”ラインはすべての物体や物質を通じて無限に宇宙空間へと伸張している。”G”ラインは、光と闇と名付けられているどのどちらにも存在する。光と闇は、互いに類似している。
 原子が万物を構成している。”G”の光は、あらゆる原子の構成の中に見られる。”G”の光は、「創造的知性」のことなのである。
 我々の地球は、太陽における電子にあたるものだ。マイナス電界にある軌道上を旅して、”A”と”B”の光の影響を受ける帯域で回転している。その帯域の幅は、地球の直径と等しい。
 個々の原子が構成されるためにはまず、”A”および”B”ラインの光の力は正確な量の粒子物質を含んでいなければならない。
 それを明らかにするために、”A”および”B”ラインのそれぞれの力の話に戻ろう。
 これら2線は、互いに90°に交わる。反対の性質を持った光を帯びており、無限の「知性」である”G”ラインとも交差している。この2線は、交差地点で一対にならない限りは誘導反応させることは出来ない。
 水素原子を生成するには、”A””B”のラインの属性が一致適合しなければならない。「それぞれがその性質に従う」という原理の解釈による。”B”は、1インチあたりの粒子量を”A”と同量含有していなければならない。これら粒子はまた、同じ周波数で振動していなければならない。
 

『7つの光の評議会』

ジョージ・W・ヴァン・タッセル著

西村理 訳)


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