宇宙に8ヶ月間滞在した桜の種に、異変が生じているという報道があった。
地上ではまいても発芽しなかった種が、宇宙滞在後に芽吹いたり、通常は1年に50センチ程度しか成長しない種類の桜が、異常な速度で成長しているとのこと。原因は不明らしいが、大変興味深いニュースである。
「地上350キロ・メートルの国際宇宙ステーション(ISS)で2008年11月から8か月半、保管した桜の種を、地上へ持ち帰って植えたところ、発芽しないはずの種が芽を出すなど、異変が相次いでいることがわかった。
原因は不明だが、無重力で放射線の強い宇宙環境で、遺伝子の突然変異や、細胞が活性化したなどの見方もある。」(2011年2月21日 YOMIURI ONLINEより)
種が宇宙環境でどのような変化を遂げたのか、今後の研究でぜひ解明して欲しいものだ。
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宇宙帰りのサクラ異変…なぜか発芽・急成長(YOMIURI ONLINE)