柔軟な思考がアセンションを後押しする(前編)


lee_20101221.jpgアセンションを受け取る準備とは

今年も残りわずかとなりました。

年が明ければ2011年ということで、アセンションがピークを迎えるといわれる2012年が、目前に迫ることになります。スピリチュアル業界においては、皆さんご存じの通りアセンションを迎えるべくお祭りムードが発生しつつありますが、さて、ここで目を向けなければならないのは、この波に乗れる人たちはきっちり乗れるように、言い換えればアセンションを過不足なく受け取れるように準備することだと思います。

ある説によると、アセンションの時期は数十年続くとも言われていますので、そんなに慌てることはないかも知れません。しかし現在、大国の軍備や、行き過ぎた資源獲得競争、そして領土問題などを見ると、アセンションする以外のカルマ解消法も見えず、もう待ったなしなのかなという気もします。どちらにしても、地球人がアセンションしたと宇宙的に認知されなければ、僕たちは新しい時代を迎えることはできないわけですから、この時代に生まれた人は皆その役割を全うするために、何らかの準備が求められています。

では、アセンションをきちんと受け取るための準備とは、いったい何を指すのでしょうか。その一つに、思考を柔軟にすることを挙げたいと思います。TVでクイズ番組が流行ったり、ニューハーフやオカマキャラがウケたりするのも、時代が思考の準備体操を促しているような気がします。つまり、柔軟な発想を持って、変化を受け取ろうということです。とは言え、以前の僕はアセンションどころか、精神世界で言われていることは全く信じていなかったのですが。

もう20年近く前になりますが、地球外知的生命体との接触を描いたジョディ・フォスター主演の映画『コンタクト』を観たときは、「あー、ほんとにこんなことがあれば楽しいよね」と、冷ややかな目で見ていましたし、アニメ『新世紀エヴァンゲリオン』の終盤で、人類補完計画の全容が明かされたときも、「ほんとにこんなんだったら幸せだよね~」と、鼻で笑っていました。

柔軟性こそアセンションの本質

時代の後押しもあり、僕の感じ方、価値観はすっかり変わってしまいました。そして思ったのは、変化は待ってて起こる人もいますが、能動的に動くことで起こる人もいますし、人が行動するには、その前段階で何かにインスパイアされている場合が多いということです。厳密には、それすら必然……つまり、受動的なことかも知れませんが、とにかく、僕も何らかの巡り合わせで心が少しずつ開かれ、少なくともアセンションの間口に立つことができました。

思考の柔軟性を〝長期にわたって〟持っておくこと。これが、アセンションを体感する近道の一つであると確信しています。まぁ、逆に言えば「アセンションはあるかも……」と思っている時点で、その人の考え方はかなり柔軟なんですけど。

なぜ柔軟なほうがアセンションを体感しやすいのか? それは、アセンション後の価値観や意識が、とことん縛りのない、柔軟性そのものの世界だからです。反対に考えれば、次元が上昇するより先に視野を広げ、内面に変化が及ぼされれば、次元アップの予備動作になるというわけです。考え方を柔軟にして、その気づきをトップダウンさせて、自らの考え方をシャッフルする。それだけでも、懲り固まった思考が柔らかくなること請け合いです。

というわけで次回は、具体的な〝思考のエクササイズ〟をご紹介します。「太陽」と「地球」を使った、ダイナミックな思考法です。もしかすると、初日の出の見え方が変わってしまうかも知れない、そんなエクササイズを詳しくお伝えします。

(後編につづく)

ブラフマン・リー


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