翌日は京都で紅葉見物。友人宅の新聞情報を参考に、京都・北東エリアの紅葉の
名所をまわることにした。
最初に訪れたのは実相院。
連休ということもあり、堂内は満員御礼状態だ。池がある中庭で、溢れるような紅葉に見とれ、石庭では、白い砂と色づいている紅葉のコントラストを堪能した。
次に向かったのは曼殊院門跡。
「門跡」というのは、皇室一門の方々が住職だったという意味らしく、院内には皇室の方々が訪れたときの写真が飾られていた。その中に、あのベッカム(日韓ワールドカップに来たときのものと思われる)の写真があったのにはビックリ! 院内をまわった後、紅葉に彩られた庭園をしばし鑑賞する。
詩仙堂は、曼殊院門跡の近くにある。ここは名前は知っていたものの、訪れるのは初めて。
ここの庭園は歩いてまわるほど広く、夕暮れ間近の庭園を、しばしお散歩。紅葉と素晴らしい庭園とししおどしの音に癒される。
夜はライトアップされているという東福寺へ。京都には2年ほど住んでいたことがあるが、東福寺を訪れるのも初めてだ。
駅から近いというものの、意外と道に迷ったりしながら、それらしき場所に到着。しかし、紅葉のライトアップがされていたのはいくつかある東福寺の中で、天得院だけだった。
東福寺ならどこでもライトアップしていると思ったのだが、こういう番狂わせも、行き当たりばったりの旅ならでは(笑)。
というわけで、この天得院でしばし夜紅葉を鑑賞。紅葉のライトアップを見るのは初めてだが、桜とはまた違い、落ち着いた趣だ。縁側に座り、ちょっと冷たい風に吹かれながら紅葉を見る。「明日は東京に戻るんだな~」と思いつつ…。
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