見えない歯車 7つの光の評議会 第2章

VSS.jpg第二章

不可視の歯車

 密度とは、それを通して創造が進歩していく、レベルあるいは階級のことである。思考とは活性化する力である。思考とは、「創造的知性」に似せて作られたものである。進歩とは、創造的思考において費やされた努力への報酬である。思考を通して「創造主」は万物が通過すべきパターンを確立された。
 地球とこの太陽系の人々はみな、現在同じ船に乗っている。この宇宙船には、さまざまなレベル、さまざまなデッキ(階)がある。これらの異なるレベルの間には、目に見える仕切りがある。
 この太陽系の船のファーストクラスの旅行者は、豊かな人々でもなければ、システムのインテリ層でもない。一般船室も貧しい人や無学の人々が占めているわけではない。この船ではみんな混ざり合っている。「創造主」がそのようにお作りになったわけではなく、人のわざによって混ざり合ったのである。

 地球人たちは、個人主義と巨大なエゴに支配されている。ほとんど誰もが自分は他人よりもましだと思っている。今の進歩は上向きのものなので、誰かを見下すときその人は自分を下げざるを得ない。誰かの良い点を見るとき、その人は自動的に自分を上昇させる。
 「創造主」はこの状態をコントロールするために密度を確立された。第3密度は、これらのものが混乱のトライアングルにあるが、ほとんど完成されようとしている。地球上の人間は第4密度の要求に従うようになり始めるか、あるいはこの階級をもう一度やり直すかしようとしているところである。
 通過するために必要なことは、「黄金の法則」を生きるということである。その振りをするのではなく、他者にそう生きるよう期待するのでもなく、個人的にそれを生きるのである。あなたが責任を持つべきはあなただけだからである。
 この絵は”フラワー・オブ・ユニバース”のひとつを表している。ヴェラ・セクター・システムは、「創造主」の思考のほんのひとつに過ぎない。
 われわれが居住しているシステムには、12の密度が存在する。それぞれの密度は12の大きな周期に分かれている。それぞれの大きな周期は12の小さな周期に分かれている。一つの太陽系がある密度から出て別の密度の中へ移動することを、マスター周期とよぶ。
 私たちがいる太陽系は今、第3と第4密度の間の弧の中にある。惑星地球とこの太陽系にとって、これこそまさに待たれていた時なのである。地球は、小さな周期と、大きな周期、そしてマスター周期のすべてにおいて同時に最高点に達しているのである。これは惑星の新しい極での再バランスを生じさせる。これが起きると、黙示録に記されているような巨大な地震が引き起こされる。

『7つの光の評議会』

ジョージ・ヴァン・タッセル著

西村理 訳)



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