マヤンオラクルと二十四節気【2011年3月6日(日)】


mayan20110304.jpgタロット・セラピスト&エナジーヒーラーの風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-啓蟄(けいちつ)-陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴ひらき出れば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin24 スターグリフ:カン 数字:11

二十四節気では今年の3月6日は「啓蟄(けいちつ)」に入る日。啓蟄とは、今まで冬眠していた虫が目を覚まして穴から出てくる頃という意味ですが、実際に虫が動き始めるのはもう少し暖かくなった頃になります。そんな啓蟄の3月6日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin24、スターグリフはカン、数字が11になる日です。暦上とはいえ、虫も目を覚まして動き出そうとするこの頃、あなたの日々の様子はどうでしょうか? まだ寒くて縮こまってますか?それとももうすぐ春だから新しいスタートに向けて準備を始めていますか? もし前者ならば、ぜひ後者になってくださいとマヤは言っています。

カンは具現化の種を表します。種はどのような花や実に成長させるか初めからその要素を取り込んでいます。いわば成長する姿をあらかじめ内包しているということです。そして種は花や実をつけたくて芽を出すのを待っていますが、まずはその種を蒔かなくては芽も出せません。その種を蒔くのがこの3月6日というわけです。ではどのような種を蒔けば素敵な花が咲くのでしょうか? それは、今まで咲かせたことのない花の種を蒔く、ということです。あるいは品種改良の種でもかまいません。あなたが今まで経験してきたことの続きではなく、むしろそれを一度分解して違う形にしてしまうくらいのアイデアの種を蒔きましょう、とマヤは伝えてきています。

あなたが日常でちょっと不協和に感じることはないでしょうか? 何かしっくりこないとか、それだけ浮いてる気がするとか、なんとなく嫌な感じのするもの・・そういった事柄の中に新しいアイデアの種になるヒントが隠されています。普通なら嫌な感じのするものはできるだけ避けようとしますよね? けれどもそうすると新しい発見はなかなか見つからないんだよ、とマヤは言っているのです。新しい発見なんて、そんな日常にそうそうあるわけないと思うかもしれませんが、そう思ってしまうことさえある種の「既成概念」にすぎません。実際には実に些細なことから新しい発見は生まれています。

例えば私なら、普段はほとんど使わないカードになぜか目が行ってしまってそれが気になって・・ふと何気なくそのカードを引いてみたら思わぬヒントをもらえた、というようなことがしばしばあります。新しい発見とは、案外そんなものなのです。どうかこの3月6日のこの日、あなたのインスピレーションに注目してください。そして春に向けてわくわくするような新しい種を自分の中に蒔いてください。

新しい出会いが欲しい方なら、今までつきあったことのないタイプの人に注目してみましょう。第一印象が最悪な人だったらなおさらOKです! 新しいイベントや企画も今までと視点を変えてみるといいでしょう。どうか殻に閉じこもったりリスクを恐れたりしないでください。まずは「種を蒔くこと」が大事なのです。そしてそれは「こうしよう!」と思い立つだけでも十分です。マヤの暦のカンと数字の11があなたを支援しています。

風水優李


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です