マヤンオラクルと二十四節気 2013年3月5日(火)

IX_blog.jpg運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>−啓蟄(けいちつ)−陽気地中にうごき、ちぢまる虫、穴ひらき出れば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin234 スターグリフ:イーシュ 数字:13

二十四節気では今年の3月5日が「啓蟄(けいちつ)」に入る日です。「啓蟄」とは、冬眠していた虫が穴から出てくる頃、という意味です。地中から春の気配が少しずつやってくるそんな啓蟄の3月5日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?



神聖暦ツォルキンではkin234、「13イーシュ」という日に当たります。13は宇宙の運動、イーシュは誠実さやハートの智恵を意味するこの日
は、「自分の引き寄せる力を信じてみよう」とマヤは伝えています。イーシュは魔法使いという意味もつけられていますが、そのイーシュがまとっている魔法の
マントは透明です。これは、神の意思、宇宙の意思を誠実にそのまま受け継ぐ者という意味です。つまり魔法使いとはいっても、その力は自分のエゴを満たすた
めにふるうものではないということ。そして神の意思、宇宙の意思によって授けられた力とは、自分の力そのものであること、それらを認識した上で自分に縁の
あるものを大事にしてほしいというのが、この日のマヤのメッセージです。

つまり、あなたに縁のあるものはあなた自身が引き寄せたものであ
り、十分に意味のあるものだということです。もしあなたが引き寄せているものが好ましくない、あるいはどこかしっくりこないものであったとしたなら、それ
はあなた自身の羽織っている魔法のマントは透明ではない、ということです。何かによって色をつけられたか、はたまた濁ってしまっているか、そんなところで
しょうか。

色をつけられてしまったなら、それはあなたが自分の力を信じずに他の力にすがっているか、あるいはコントロールされていると言
えるでしょう。エゴや支配欲で充満している人には、残念ながらイーシュの魔法は降りてきません。そして数字の13が示す宇宙の運動、つまりシンクロニシ
ティや偶然とは思えない不思議なご縁といったことも起きにくいことでしょう。

13の示す宇宙の運動というのは、予測できない変化を意味し
ています。「予測できない変化」というと、何かを支配するためにコントロールしようとしている人には、いったい何が起きるのかと不安や恐怖を感じさせるか
もしれません。ですが、まっすぐに神や宇宙の意思と繋がっている人、そして自他共に誠実な人には何の恐れも感じない、むしろわくわくするかもしれないこと
です。どうです? 予測できない変化と聞いて、あなたはどちらの感覚を受け取りますか? もし不安を感じるようなら、ぜひこの日、あなたを支配している
「何か」から離れてシンプルに自分の思うことを遂行してください。

また、あなたが引き寄せたものであっても、あなたが変化していけば必要なくなってくるものも出てきます。もし急に大掃除をしたくなったり捨てたいものが出てきたら、ここですっぱり捨ててしまいましょう。

この啓蟄の日のポイントは「急に、そうしたくなった」という感覚を大事にするということです。これは、とても重要なことですよ! 虫も顔を出し始める啓蟄の3月5日、マヤの暦のイーシュと数字の13があなたを支援しています。

(次回は3/20です)

風水優李

マヤン・オラクル ー星に還る道ー
マヤンオラクル アリエル・スピルスバリー &マイケル・ブライナー 著
鏡見沙椰 訳 定価 4,725円


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です