マヤンオラクルと二十四節気【2011年2月19日(土)】


mayan20110217.jpgタロット・セラピスト&エナジーヒーラーの風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-雨水(うすい)-陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin9 スターグリフ:ムールク 数字:9

二十四節気では今年の2月19日は「雨水(うすい)」に入る日。
雨水とは、今まで降っていた雪が雨に変わり、雨によって雪が溶けていく、そんな時期のことで、暦上は春一番が吹く頃のことです。
そんな雨水の2月19日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin9、スターグリフはムールク、数字が9になる日です。
さて、今回の「雨水」に入る今年の2月19日はマヤの暦でも面白い日になっています。と言いますのは、まずkinが9なので、対応するスターグリフがムールクで数字が9、実はムールク自体も9番目のスターグリフです(このkinの番号とスターグリフ、数字の組み合わせが3つ一緒になるのはkin1~kin13まで続きます)。つまり「9」が3つ重なる日ということで、さらにムールクは宇宙からのシグナル、月の叡智を意味していますが、これは「宇宙からの雨水」という意味が入っているのです。つまり、空から降ってくる雨水をぽたぽたと受けるように、宇宙からのシグナルを受け止めなさい、という意味です。二十四節気でいう「雨水」とは雪を溶かす雨=春先へ向かうという意味ですが、マヤの暦でも同じ「雨水」の意味合いもある組み合わせになっているのは興味深いですよね。

そしてさらに数字の9は大周期や完成を意味しているものであり、仏陀やキリストを意味する数字でもあります。そんな2月19日のマヤの示すエネルギーは、「もう厳しい時期は過ぎた。ここで一つの完成としましょう。あなたは次の段階へ進む準備をするのです」と伝えています。その次の段階へ進む手助けをムールクがしてくれるというわけです。

ムールクはあなたに目に見えない形でサポートしてくれます。例えば夢で何か印象的なものを見せるとか、それこそまさに雨だれが落ちてきたかのようにポッと頭に浮かんだことだとか、あるいはずっと忘れていたことを急に思い出したとか・・・そのような事柄の中に、あなたを次の段階へ進ませるヒントを含ませているのです。次の段階へ進む=今やっていることを一つ完成させる、ということでもあります。けれどもどうか完成=完璧と思わないでください。9は大周期、つまり「一区切り」です。完成させることに躍起になるというよりは、むしろ一区切りつける、といったほうがいいでしょう。

ムールクは転調も意味しています。これまでとトーンを変えることで、新しい風景が見えてくるということになります。それこそ、今まで雪の風景だった景色が、溶けて春めいてくるかのように・・・です。今、あなたにはどんな風景が見えていますか?仮に今手がけていることが途中だとしても、視点を変えることでまた違った風景に変わっていくかもしれません。そしてその方がよりよいものになる可能性だってあるのです。

9が3つ重なるこの日に、何かふと思い立ったことがあったら、ぜひそれを覚えておいてください。今後のあなたに何らかのヒントを与えてくれるかもしれません。マヤの暦のムールクと数字の9があなたを支援しています。

風水優李


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