マヤンオラクルと二十四節気【2012年10月23日(火)】


IMIX_blog.jpg運命鑑定・占術研究家の
風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-霜降(そうこう)-つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin101 スターグリフ:イーミッシュ 数字:10

二十四節気では今年の10月23日が「霜降(そうこう)」に入る日です。霜降とは霜が降りることを意味し、暦上では寒い地方や山間部で霜が降りて、朝には草木が白く化粧する頃を指します。そんな10月23日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin101、「10イーミッシュ」という日に当たります。10は具現化を、イーミッシュは原初の母を意味するこの日は、「あなたの最終的な望みは何ですか?」と、マヤは問いかけてきています。なぜ「最終的な」という言葉がつくかわかりますか? 例えば、今とりかかっている作業や仕事は、○○のためにやっている、という当面の目標や目安があると思います。それはとりあえずの目標ですね。では、あなたは自分のしていることに対し、結果としてどうであってほしいと願っていますか?

ここで言う「最終的な」というのは、言ってみれば「存在意義」とか「理念」という、それ自体を支えている柱のようなものです。例えば、私は今この原稿を書いていますが、それは当然スターピープルWEBに掲載するためです。でもそれが最終目的ではありません。この原稿を通じて少しでもたくさんの方にマヤンオラクルというツールで、古代マヤからのメッセージをわかりやすくお伝えしたい、そして最終的にはマヤンオラクルでの楽しみ方を知っていただきたい、という想いがあります。この霜降の日にマヤが伝えてきているのは、つまりは後者のようなことです。もっとスケールを大きくすれば、あなたの人生で目標とするのは何ですか? あなたはどういう風に日々を過ごし、どのような結果を得たいですか? ということです。

イーミッシュは原初の母を意味していますが、これは言うなれば「創造の源」ということでもあります。母親はその子宮の中で子を抱いて育てていきます。元気な子で生まれてくるように・・と。実際にどんな子が生まれてくるかは生まれてみないとわかりません。けれども母親の願いはただひとつ、「元気に生まれてきてほしい」ということに尽きるのではないでしょうか。イーミッシュが伝えてきているのはそういった根源的な望みなのです。決して「生まれてきたらいずれ私の面倒を見てほしい」などというようなものではありません。こうなるとエゴになってしまいます。

さて、イーミッシュがそういう根源的な望みや存在意義を主張する中、その後ろから数字の10が具現化という光線を送っています。これは、「あなたの真の願いは具現化するためにあるのだ」と伝えています。逆に言えば、あなたの望みが真の望みならば、それはいずれ宇宙がしっかり具現化してくれる、ということを言っています。さあ、果たしてあなたはこの宇宙の仕業を心から信頼することができるでしょうか?

これがこの霜降の日の最も大きなテーマです。大切なことは、あなたの真の望みが何であるか? を具体的にはっきりさせることです。それが明確になればなるほど、宇宙はそれに答えてくれるとマヤは伝えてきています。この霜降の日、ぜひあなたの真の望みについて想いを巡らせて、そしてぜひ言葉に記してみてください。マヤの暦のイーミッシュと数字の10があなたを支援しています。

風水優李


(次回は11/7です)

 


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です