マヤンオラクルと二十四節気【2012年8月23日(木)】


Ahau_blog.jpg運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-処暑(しょしょ)-陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin40 スターグリフ:アハウ 数字:1

二十四節気では今年の8月23日が「処暑(しょしょ)」に入る日です。処暑とは暑さが止むという意味ですが、暦上はこの頃から秋に向かって朝夕が涼しく感じられるようになってくる時期で、台風シーズンでもあります。そんな8月23日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin40、「1アハウ」という日に当たります。1は一体性、アハウは無条件の愛を表しているこの日は、「自分を好きな物で取り囲んであげよう!」とマヤは伝えています。マヤンオラクルをお持ちの方はすでにお気づきかと思いますが、実はスターグリフのアハウも数字の1も、同じ意味を表しています。どちらも「一体性」そして「無条件の愛」がテーマです。つまり、同じ意味の二乗になるわけです。

数字の1は自分の核となる部分を指し、それはすなわち自分の本質、本源のことです。アハウはスターグリフの最後のカードですが、これは「あなた自身が太陽になるのです」という意で、マヤで言う太陽はつまり神です。神は全てを受け入れますから、あなたも全てを受け入れましょうという意味になるのですね。でも、そんなことを言ってもねぇ・・と思うかもしれません。むろん言葉で言うほど簡単なことではありませんから、それは当然です。ですが、あなたが素直に受け入れられるものなら受け入れやすいですよね。自分の好きな物というのは、自分の本質とリンクしているものです。反面教師のように反発してしまうものの中にも、本質と繋がっているものもありますが、この日のエネルギーは素直にあなたが受け入れやすいものにフォーカスするのがよいエネルギーなのです。

なぜなら、好きな物に取り囲まれていると幸せな気分になりますね。そしてその幸せ感に満たされることで心にゆとりができ、柔らかい心になります。そして許す心を持ちやすくなります。それがアハウの無条件の愛というエネルギーと同調していくことになるからなのですね。無条件の愛とは許すことです。許し受け入れる心を持つには、心が柔らかくなっていないとなかなか難しいものです。そして好きな物というのは、あなた自身の個性を形成するものでもあります。ですからこの日は、ずっと好きだったものに触れるだけでなく、もっとたくさん好きな物を増やしてもいい日とも言えるでしょう。好きな物が増えれば増えるほど、あなたの個性は豊かになっていき、幸せ感もアップしていきます。そうしてあなたの本質も磨いていきましょう。

あなたはどんなことをしている時が幸せだと感じますか? どんなものに触れている時が楽しいですか? アハウは太陽。全てを無条件に照らす太陽ですから、あなたの本質にも、もっとスポットを当てようよと伝えています。さあ、あなたの本質とは一体何でしょうか? あなたの個性とは? 暦の上では秋に向かって涼しくなってくる頃ですが、実りの秋に向かってあなた自身をもっと輝かせてみましょう。処暑の8月23日、マヤの暦のアハウと数字の1があなたを支援しています。

(次回は9/7です)

風水優李


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