運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。
<二十四節気>-穀雨(こくう)-春雨降りて百穀を生化すれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin175 スターグリフ:メン 数字:6
二十四節気では今年の4月20日が「穀雨(こくう)」に入る日です。穀雨とは五穀を潤す雨が降るという意味で、春の暖かい雨が穀物の成長を促す時期ということです。そして変わりやすかった春の天気も安定してくる頃です。そんな穀雨の4月20日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?
神聖暦ツォルキンではkin175、「6メン」という日に当たります。6は生き生きとしたバランス、メンは希望やヴィジョンを意味するこの日は、穀雨が表わす「すくすくと成長する頃」という意味と同じように、自分の進む道へどんどん動きなさいという躍動のエネルギーを伝えてきています。数字の6もスターグリフのメンも、共に動きを表すエネルギー。メンは希望を表しますが、それはひとつ上の段階へ上ろうという上昇気流のエネルギーであり、そしてどんどん変わっていこうとする変容のエネルギーです。
つまり、留まっていてはもったいない活動の日なのです。前回の清明の日で浄化してすっきりさせました。次は目標を持ってどんどん動く段階というわけです。何かわくわくすることをどんどんやりましょう。数字の6は、かたくなに固執しないでどんどん受け入れて、頭を柔軟にして! と伝えています。手始めに脳トレなんてどうでしょう? ルーティンワークで頭を使わなくなっていませんか? もっと違うやり方はないか? イメージしましょう。そして右脳を使ったら左脳も使いましょう。6という数字はバランスを取りましょうと言っています。片方だけではだめなのです。感覚を使うことと理性で考えることをバランスよく。そうすることによって、ひとつ上の目線で全体像を見渡せるようになります。そこまでいったらしめたもの。マヤのエネルギーを存分に受け取ったことになります。
とりあえず結果を考えないで、わくわくしたことをやってみてください。最初から結果を考えてしまうと、ひとつ上の目線になれません。ひとつ上に目線になるということは、今までにない目線になるということです。新しい発見をするということです。何かを発見したら、楽しくなりますよね。大げさに言うなら冒険してみるといいのです。ただし、やみくもにするのはもったいないので、何か目標を見つけることです。日常で言うなら、料理のようなものです。既存のレシピに頼るのでなく、オリジナルのレシピを作ってみる。既存のレシピを応用しても○。あるいは手元にある材料で何ができるか? これとこれをこんな風に混ぜたらどんな味になるだろう? 目指すはなるべく簡単にできる料理! と、こんな感じです。
もしそれがうまくいってもいかなくても、きっと何か新しい発見があるはずです。イマジネーションとセオリーをうまくミックスさせて、楽しんでみてください。対人面で言うならディスカッションするのもいいですね。この日は活発なエネルギーをたくさん受け取れる日ですから、どんどん動いてください。そしてささやかなことでもかまわないので、少しでも自身の成長につなげて下さい。二十四節気でも暖かい雨で穀物の芽が伸びる頃なのですから、一緒に芽を伸ばしましょう! 穀雨のこの日、マヤの暦のメンと数字の6があなたを支援しています。
(次回は5/5です)
(風水優李)
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