伏見稲荷大社の眼力社(がんりきしゃ)と薬力社(やくりきしゃ)
京都にはたくさんのパワースポットがあります。書きたいところはたくさんあるのですが、まずはココ!
京都市伏見区にある伏見稲荷大社は、全国にある約3万社の稲荷神社の総本宮。
創建は和銅4年(711)2月初午(旧暦2月の最初の午の日)といわれていて、今年はちょうど御鎮座1300年。御祭神の稲荷大神様(宇迦之御魂大神・佐田彦大神・大宮能売大神・田中大神・四大神の五柱)は、イネナリ→イナリ、つまり農耕民族である日本人には欠かせない、稲を実らせてくださる農業の神様。現在では五穀豊穣・商売繁盛・家内安全の神様として崇められています。
26万坪もの大きな稲荷山全体が広大なご神域となっていて、約4キロの「お山巡り」ルートには、それこそたくさんの見どころがあります。
応仁の乱で山の上のお社が焼失して以降再建されず「神蹟地」とされた場所、社、無数の祠、塚。緩やかな坂や、急な階段。ちょっとした山登りのようで結構しんどそうですが、さすがにご神域。すがすがしくて、それほど疲れずにずんずん上って行けてしまいまいます♪
伏見稲荷大社といえば、朱塗りの鳥居がずらっと並ぶ「千本鳥居」は特に有名ですね。信者さんから奉納された1万基ともいわれる大小様々な鳥居たち。名だたる大企業から個人まで、商売繁盛のお礼に、皆さんこぞって奉納なさっているようです。
朱いトンネルは、圧巻!
これらをくぐって歩いていくと、なんだか異空間に吸い込まれていくような、不思議な感覚です。
左の写真、ちょっとだけオーブが飛んでますね。
神様のお使いである眷属さまは御キツネさん。だからこちらの絵馬は白狐の形をしていて、皆さんそれぞれ独特なお顔を描いていて面白い♪
奥の院付近にある「おもかる石」。
願い事をしながら灯篭の上の石を持ち上げてみて、思っていたよりも軽く感じたら「早く叶う」、重たく感じたら「なかなか叶わない」んですって。
私はちょっとだけ重たかったかも…。
山の中腹あたりの「四ツ辻」からの眺めです。
さて、これから「先見の明、眼力を授けてくださる」神様である「眼力社」へ向います。
(つづく)
(佳岡美歩)
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