パワースポット「鞍馬山」とスピリチュアルな祭典「ウエサク祭」 その2


kurama7.jpg金堂横の光明心殿の御法魔王尊。とても強いお姿に引き付けられ、しばらく離れることができませんでした。問いただされるような怖さと、何故だか心に広がる安心感。ちょうど真上に大きなオーブが写りました。

世界各地で同じ日におこなわれるウエサク祭。
3部構成の「ウエサク祭」祭典は、夜7時に始まり、休憩をはさんで、真夜中まで続きます。5月とはいえ山の上はとっても寒さがしみます。祭祀中は当然、撮影禁止。

第1部の「きよめ」は浄化の祈り。全員のキャンドルに灯火を次々受け渡しながら、雨にぬれつつ真っ暗な空に祈りを捧げます。第1部が終わって僧侶たちのご真言詠唱がはじまったとたん、雨が上がり、真っ暗だった空から、劇的に月が顔を覗かせました!! なんともすごい、ご真言のパワーです!

kurama8.jpgそして金堂の宝物殿に入り、最後に聖水を頂戴します。

第2部は、「はげみ」。冷たい地面に腰を下ろし、参加者全員で瞑想を行います。30分ほどだったと思いますが、とても寒いし地面は固くて痛いし辛いはずなのですが、ご真言の響く中、皆で心を合わせておこなう瞑想はすがすがしく、清らかさがみなぎってくるような心地よさ。心が穏やかになり、時間がたつのも忘れてしまいました。
このとき目を開けていた方によると、瞑想中も満月がまぶしく輝いていたそうです。
 

第3部「めざめ」では、大きな聖火がぱちぱちと大空に燃え上がり、祭典のクライマックス。魂の夜明けを迎えるのです。エネルギーが解き放たれ、昇華されるようなイメージでしょうか。

kurama9.jpg祭典後の聖火。参加者全員の祈りと清らかなエネルギーに溢れ、やはりオーブが飛んでいます。

明け方まで仮眠所の廊下で(!!)、寒さと闘いながら過ごしました。こればっかりは、つらかった・・・!
あまりに混んでいて、冷たい廊下しか居場所がなかったのです・・・。皆さんは早めにいって座敷に寝袋を敷き場所取りをしていたようですが、びっちり満杯。もし行かれる方は、寝袋と暖かい魔法瓶の飲み物、食料は必需品で、早めにいかれるといいでしょう。始発の出る時間まで、とにかく何にもありません。

  

 

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明け方の本殿金堂前です。こんなに強い光のオーブが写るのは結構珍しいかも。

 


kurama12.jpgこちらが、鞍馬天狗さんです。

 

鞍馬にはほかにも、由岐神社や見どころがたくさんあります。
ウエサク祭の時に限らず、パワーをたくさん頂ける場所です。ぜひ一度、鞍馬山に訪れてみてください。

 

 

 

佳岡美歩


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