スタピ35号の印刷立会いも終わり、あとは発売を待つばかりの11月19日、しばしの骨休めをと奈良・京都旅行に行ってきた。
すでにスタピ次号の取材が忙しく、旅行を振り返っている暇などないと言えばないのだが、写真も撮ってきたことだし、遅ればせながら、ちょっと紹介させていただこう。
関西に紅葉を見に行こうと決めたのが１週間前。行くのは決めたものの、どこに紅葉を見に行くかまではリサーチする暇がなく、とりあえず新幹線に乗り込んだ。
今回は奈良の友人宅に２泊させてもらったのだが、ご主人が車で案内してくれたので、私は行きたいエリアを決めればよく、あとはお任せ！ 初日は、京都府木津川にある岩船寺と浄瑠璃寺までドライブだ。
紅葉に彩られた重要文化財・岩船寺三重塔。(写真左上）
修復を終えたばかりだという三重塔は、ちょうど初層開扉が特別開帳されていたので、紅葉とともに、ここに描かれた内部壁画も拝観。
岩船寺から車だとあっという間に着いてしまう浄瑠璃寺は、紅葉もさることながら、庭園の素晴らしさはため息もの。
平安時代のままだというこの庭園、ちょっと写真を見ておくんなまし！
そういえば、今回、ここだけは見ておきたいというところがあった。平城宮跡の第一次大極殿だ。
ネットで調べたところ、イベントはすでに終わっていたので、外観を見るだけかな～と思っていたが、建物内も見学できで大満足。すでに売店や休憩所など何もなく、だだっぴろい敷地をただただ歩いて大極殿や朱雀門を見ていたので、友人は疲れ果てていたが、「こういう時間が日頃の疲れを忘れさせてくれるのよ」とばかりに、私は古の平城京歩きを楽しんだ。
すでに薄暮となっていた帰り道、雲間に隠れた夕日が神秘的で美しかった…。
※京都編に続く
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