<二十四節気>-大寒(だいかん)-冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin239 スターグリフ:カウアク 数字:5
二十四節気では今年の1月20日は「大寒(だいかん)」に入る日。
大寒とは、1年中で最も寒くなる時期に入る日で、暦上はこの日から次の2月4日の立春に入る前日までが最も寒さが厳しくなります。逆に言うともう少しで春がやってくる、ということですね(あくまで暦上ですが)。そんな大寒に入る1月20日、古代マヤの伝統暦ではどんな日でしょうか?
神聖暦「ツォルキン」ではkin239、スターグリフは「カウアク」、数字が「5」になる日です。
カウアクは嵐を意味していますが、これは浄化の嵐であり、非常に強いエネルギーです。例えて言うなら、まるで台風のごとく何もかもを根こそぎ洗っていく感じです。まさに冬の寒さの最高潮に入る大寒らしいエネルギーと言えますね。そして数字の「5」は中心を意味しています。マヤは何を告げているかと言うと、どんなに辛い状況に置かれていたとしても決して自分を見失わないように、ということです。
寒さが厳しいだけでも憂鬱になりますが、この時期特に気分が沈みがちになったり、何かを避けるために何かに依存することに警鐘を鳴らしています。あなたは今、何かの不安に駆られていますか? 先の見えない漠然とした将来の不安でしょうか。はたまた何もかもが嫌になったりはしていないでしょうか。あるいは体力的に弱っているとか・・・
いずれにしても、それらマイナスの要素は全てこの日にカウアクの力を借りて一掃してしまってください。カウアクの影に入ってしまうと、先に示したような絶望感に苛まれてしまいます。けれども本当はここからが本番なのです。絶対にどん底から這い上がって見せる! というような気合が入るのも、またカウアクのエネルギーと言えるからです。
どうか今までの考えややり方、生き方そのものについて考えてみてください。そして、もし生まれ変わるならどうしたいか? イメージしてください。カウアクはまさに「生まれ変わること」そのものを促す強烈なエネルギーなのですから。今までの自分とは全く違う自分、それは一体どういう自分でしょうか? この際「そんなことできる環境じゃないから」とか「そんな能力ない」というような言い訳は一切なしです。そういう言い訳が出てきたら、それこそがあなたをつまらなくしたり、苦しめている元凶だと、カウアクは白日のもとにさらしてくれるでしょう。
あなたの人生を面白くするのもつまらなくするのも、あなた自身。「何か良いことない?」なんて言葉を発していたりしたら、その時点であなたはあなたの人生を放棄しているのと同じこと。奮起しなさい! とマヤは伝えてきているのです。
この時期、受験生や就職の決まっていない人たちもいらっしゃると思いますが、そういったことも長い人生のほんの一幕です。そういう苦しい状況を乗り越えてこそ、新しい自分に出会えるのです。大寒の最も寒さの厳しくなるこの日に、どうか自分自身にあえて喝を入れてみてください。マヤの暦のカウアクと数字の5があなたを支援しています。
(風水優李)
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