1月 16

はじめに(後編) 7つの光の評議会2

george.jpeg 現代社会において大勢である唯物主義こそ、もっとも宗教的でない人々ですらも、何かを崇拝したいという欲望を持っていることの確たる証拠だ。奉っているのは、モノだ。唯物論者は、非科学的な社会の人々よりも自分達が進んだ人間であると考えているようだ。他方、熱心な宗教主義者はといえば、自分の神々しいものの見方こそが正しいと信じて疑わない。実際のところ、公平に見ればどちらも間違っているし、どちらも正しい。


 私がこの本で試みているのは、その中間の視点だ。私がどちらかに偏っているとわかれば、読者はそれを加味しておそらく当人自身の傾向にしたがって独自の意見を持つことになるだろう。何かを本当の意味で理解するためには、逆の視点から自分の意見を検証することが一番よい。

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1月 16

はじめに(前編) 7つの光の評議会1

george.jpeg『7つの光の評議会』

ジョージ・W・ヴァン・タッセル著

はじめに

 超心理学は、思考を送信したり受信したりすることが可能であると科学的に証明した。

 この本の情報は、そのような能力を開発することで得られたものである。ほとんど眠っている意識を訓練し、太古より存在していた思考にアクセスすることでもたらされたものだ。

 およそ思考というものには、昔から存在していなかったものなど、ひとつもない。ラジオやテレビ、電気や飛行機などに関する近代的な科学法則も、プラトンやコロンブスの時代からずっと存在していた。ありとあらゆる法則が、無限の宇宙のマインドの中に、原初から存在しているのだ。

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