運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。
<二十四節気>-大寒(だいかん)-冷ゆることの至りて甚だしきときなれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin85 スターグリフ:チークチャン 数字:7
二十四節気では今年の1月21日が「大寒(だいかん)」に入る日です。大寒とは1年で最も寒さが厳しくなる頃のことで、言いかえればこの頃を過ぎれば徐々に春に近づいていくということです。そんな大寒の1月21日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?
神聖暦ツォルキンではkin85、「7チークチャン」という日に当たります。7は神秘の力、チークチャンは活力を意味するこの日は、自分の直観に従ってどんどん動いてみようとマヤは伝えています。前回の1月6日の小寒では「あなたの原動力はなに?」と聞いてきていましたが、今回はその原動力をどんどん発動させてみて! とチークチャンは伝えてきています。
数字の7は神秘の力、つまり目に見えない力のことで、これは簡単に言うとあなた自身の「自分を信じる力=エネルギー」のことです。あなたは、奇跡は神様が起こすものと思っていますか? もちろん神様のサポートもあるかと思います。ですが、奇跡を起こす本源はあなたの「自分を信じる力」にあります。自分を信じる力がいい意味での執念になって、奇跡を起こすのです。これまで様々な場面で快挙を成し遂げた皆さまが、たびたび口にされていたことは、「あきらめないこと」でした。これはもちろん自分を信じ、そして周囲の仲間を信じた結果と言えます。決して外側の誰かが起こしてくれるものではありません。つまり、自分はどうしてもこれをやりたい! という強い思いだったり、願いだったり、そうした思いが実際の行動を起こさせ、また活力を生むわけですね。行動に至っていないのならば、それは所詮その程度の思いということも言えるわけです。
小寒の日のエネルギーでは原動力は何か? を探りましたが、そういう意味で大寒のこの日は、その次のステップ、モチベーションを上げることにあるのです。外は非常に寒くて、身体も縮こまってしまいがちですが、だからこそ! 身体を使ってエネルギーを奮い立たせる必要もあるのですね。今までは冬に向かっていたので、自然界の流れで言えば蓄えの時期だったり準備の時期だったりしたのですが、大寒の日を境に春へ向かうわけですから、ここで一度エンジンをかけて動き出す準備もしたほうがいいのです。とはいえ、まだ冬真っ盛りですから、○○しないといけないなぁ~・・なんて嫌々動こうとするとすぐにへこたれてしまいます。進んで「これやってみよう!」と思うことを、この日はやってみてください。
今年の大寒の日は土曜日ですから、お休みの方も多いかと思います。ちょっと思い立って行ったことのない場所へ散歩してみるとか、朝早く起きてウォーキングしてみるとか、そんなことから始めてみるといいでしょう。チークチャンのカードはオレンジっぽい赤ですが、これは情熱の炎の色です。エネルギーが強いので頭を動かすだけでは足りません。内側から込み上げてくるような原動力をチークチャンは奮い立たせます。思い立ったらすぐ! やってみてください。寒さが最も厳しい大寒のこの日だからこそ、マヤの暦のチークチャンと数字の7があなたを支援しています。
(次回は2/4です)
(風水優李)
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