運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。
<二十四節気>-立春(りっしゅん)-春の気たつを以て也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin99 スターグリフ:カウアク 数字:8
二十四節気では今年の2月4日が「立春(りっしゅん)」に入る日です。暦上では、もう春の始まりです。この日から立夏の前日までが春になります。今年の冬は特に寒いのでピンとこないかもしれませんが、暦上では太平洋側の暖かい地域や九州あたりではちらほら梅が咲き始める頃です。そんな立春の2月4日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?
神聖暦ツォルキンではkin99、「8カウアク」という日に当たります。8は調和の共鳴、カウアクは浄化や変容を意味するこの日は、さらなるサポートを受けるために自分は何ができるか? とマヤは問いかけてきています。1月6日の小寒で「あなたの原動力はなに?」と問いかけ、前回の大寒でその原動力をどんどん発動させよ! と伝えてきていましたが、今回はさらにそこから変容させる段階にきました。
マヤの暦に親しみのある方ならおわかりかと思いますが、マヤの暦は様々な周期を持つ暦が歯車的に動き、その様々な周期の中に万物の成長段階も示されています。つまり暦を意識することで自然と成長を促しているわけですが、今回の立春では自分を発動させて湧きあがってきた主張や興味、やりたいこと、ヴィジョン等を、いかに周囲とバランスを取ってうまく溶け込ませられるか? ということをマヤは問いかけているのですね。自分の主義主張をそのまま押し通すだけでは次の展開に行かない場合もあるということを知る、さらなるステップアップの段階です。そしてそのためには自分の主義主張の根本を変えずに、いかにやり方や表現等をアレンジさせられるか? ということで、それがカウアクの言う「浄化や変容」です。
アレンジさせるには、一旦自分の主義主張から離れる必要があります。そこに留まっている以上それ以外の形にしか見えず、何も進展しないからです。ですので、この日お薦めするのは、ぜひトリック・アートのようなものに親しんでみては? ということです。右脳の力をフルに発揮して、物の見方の角度を少し変えてみるのです。あるいは同じものを友達と一緒に見たり聞いたりして、「あなたはどう思う?」と聞いてみる、つまり他者の考えも取り入れてみるということです。自分とは違うからわからないと遠ざけたり、ただ否定するだけでは、そのうち行き詰ってしまうということをカウアクは教えています。
かといって、ただただ他人に迎合するだけでもいけません。要は「アレンジ次第」なのですね。いい商品を作るには、いろんな人のサポートを受けてそのアイデアをよりよいものにしますよね。AかBどちらかじゃないとダメというように思い込んでいないでしょうか。実はAとBのどちらも少しずつ足して割ったABというのもあるかもよ? とマヤは教えているわけです。AはAじゃないと意味がない! ともし思うのならば、そのAを構成しているもの全てが本当に必要なのか? と考えてみてください。
これからの時代は、今までのようにはいきません。アクシデントに強くなる必要があります。一つのものを別の用途にも使えるような発想力・アレンジ力を養ってください。頭をリフレッシュして新しい春を迎えられるよう、マヤの暦のカウアクと数字の8があなたを支援しています。
(次回は2/19です)
(風水優李)
コメントを残す