この世界は2.X次元!?
この世界は3次元空間にある、とは誰もが認識しているところです。
3次元空間に時間の概念をプラスして、4次元の時空間であるとも言われていますが、基本的にはタテ、ヨコ、高さのある立体空間が僕たちの住む3次元空間です。
タテ、ヨコ、高さが「在るか?」と問われれば、もちろん存在しています。例えば目の前に大きなビルがあり、それを外側から見ることもできれば、内側に入ることもできます。エレベーターでビルの展望台に上れば、眼下には素晴らしい景色が広がっているでしょう。これらには現実的な体感があり、少なくとも3次元世界が在ることを教えてくれています。
しかし、物理的な3次元世界に住んでいるからといっても、3次元世界を活用しきっているかと考えると、必ずしもそうではないかも知れません。これは、せっかく高性能な携帯電話を持っているのに、その機能を使いこなせていない状態に似ています。
アセンションとは、2012年をピークに訪れるとされる〝次元上昇〟のことです。〝次元上昇〟という言葉は、あたかも現状の3次元意識から、もっと高次な4次元以上の意識に上がる印象があります。もちろん、4次元以上の意識へ変わっていくのがアセンションの本流なのでしょうが、ここに一つの罠があることに気をつけなくてはなりません。
それは、4次元以上の意識という甘美な世界に目が行き過ぎて、いままさに3次元という高機能な場所に実在しているにもかかわらず、その素晴らしさを認めることができない可能性があるということです。
3次元を認めていないということは、物理的には3次元にいながら、意識は3次元に達していないことになります。そうすると、この世界は2次元以上、3次元未満の2.X次元だった!?ということなってしまいます。
そして、2次元の意識を3次元に持ち込んでしまうと、色々面倒なことが起こります。それが例えば、争いや差別、貧困などを生んでしまうのですが、3次元から学べることのみでも、充分に世界を平和にして、調和で満たすことができるのです。
次回以降、3次元の特性を活かして世界を平和にする方法を、具体的にお伝えしたいと思います。
(つづく)
(ブラフマン・リー)
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