捕食関係と進化 7つの光の評議会 第2章

図1.jpgあらゆる生命体、すべての形ある物質―例えば、岩石や液体、そして惑星などは、さまざまな時代、段階、サイクルを経てなお形を留める。


第一密度の生命形態は互いに、物質的あるいはネガティブなレベルにあるあらゆるほかの生命形態に物質を提供している。
生命はすべての密度において、それ以下の密度のあらゆる生命形態の進化に貢献する。すべての物質形態は、特定の種の存続のために何度も同じパターンで生き続ける。そうして物質というものは、”チリからチリへ”のサイクルを繰り返している。
生命は、永遠で無限のらせんにおける進化の運び手なのだ。それぞれの段階で、らせんは、ポジティブな(図1)、あるいはネガティブな(図2)、または両方のバランスが取れているときには(図3)のようになる。

 生命のらせん(別の呼び方ではカデュセウス:ヘルメスの二本のヘビの杖)(図4)は、二匹のヘビで象徴されている。ネガティブで受動的な、あるいは女性的な(図5)は、対になる(図6)によってのみ欲望を与えられる。

 このポジティブで能動的、男性的なもう一方は、その逆の性質である。これらのシンボルはジグザグになっているのではなく、らせん状になっている。この二つは”生命の杖”(図7)を中心軸に隔てられていて、この杖のまわりを巻きつきながら情報の無限の「叡知」へと伸びている。

 主に植物で構成されている地球の第一密度は、両極にある。その分岐線は、地球表面に存在する。陽性で能動的な植物の側面が、ミネラルや水分を与えてくれる暗く陰性の土壌に引きつけられることによって、受動的で女性的な側面が地表に現れ、”豊かに花開く”のである。

 水を操る魔女が生きた植物から切り取った小枝が水源を示すのは、これが理由だ。実は小枝は生きた測定器なのである。磁石を切断したとき、陽極が同じ方向に残っているのと同じである。それゆえに、作用させるときにはさかさまにして持つのである。地表より下にあるものは何でも、陰性の性質を持ち、生き残るという最も強烈な欲望のゆえに、小枝はもとの極性の方向を帯び、引きつけられる。そして陽極の先端部が真っ先に”生命の水”を突き当てるのだ。

 同じ理由で、陽性の太陽に長時間当たってすごすと、あなたは光のパワーバランスの崩れた結果引き起こされる渇きを癒そうとして、陰性の水をより一層欲しくなる。

 生命体を構成するすべての細胞もまた生命形態である。細胞が、より大きな生命形態を維持している。動物が、第一密度(の静止した生命形態)の生物を食べると、それは、動きを与えられる。

 種が落ちた場所に制限されていた物質が、第二密度(の生命と動き)に同化し昇華されたので、いまや、動き回ることが出来るようになった。

 同様の物質の変化が、あなたが動物の肉を食すときにも起きている。動物であり精霊である人間は、第三密度(の生命と動きと意識を)持っている。
 あなたは、形ある生命の無限のパターンの一部として、動物だった物体にスピリットを表現し、認識する能力を与えるのだ。

 すべての生命形態がそれぞれの密度内で進化しているわけだが、密度同士をつなごうとする理論化が更なる混乱を作り始める。ダーウィンは、ヒトがサルから進化したということを証明しようとした。繁殖以外に失われた環(ミッシング・リンク)などありはしないというのに。

 私達の太陽系が第三密度から第四密度への宇宙の進化に向かい始めたのは、1953年の8月20日を越した地点である。
 私達の惑星は、第三密度の周波数で顕現していた。この惑星上のすべてが今、より高い周波数に従い始めなければならなくなっている。

 まさに今私たちは、周期的で惑星規模の大掃除に差し掛かっている。この太陽系のすべてがバランスをもたらそうとしているところである。

 アダム人種の宇宙人たちは、神の使いとして働くべく、何世紀もの間この周期パターンを追跡しながら、彼らの中から適した教師を選んでは地球の人々に遣わしてきた。
 およそ2100年ごとに、宇宙人のスペースシップは地球上の「神の母親」のもとに降り立ち、”神の真の息子”に生命を与えてきた。有史時代以降、それらの人々はみな”処女懐胎の母”とされてきた。

『7つの光の評議会』

ジョージ・ヴァン・タッセル著

西村理 訳)



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