レッスン2
私は、この部屋の中で(この通りで、この窓から、この場所で)見ているもののすべてに、それらが私に対して持っている意味のすべてを与えています。
この考えの練習はレッスン1の考えの練習と同じものです。近くにあるものから始め、目がとまったものが何であれそれにこの考えを適用してください。それから、範囲を広げていきます。あなたの両側にあるものもすべて含まれるように頭を回してください。できれば、体を回して後ろにあるものにもこの考えを適用してください。この考えを応用するにあたって、できるだけ差別をせずに主題を選んでください。
特に何かに集中することはしないでください。その場所にあるすべてのものを含めようとしないでください。さもないと、緊張を導入することになります。たださりげなくちょっとの間、周囲を見回してください。大きさや、明るさ、色、素材、自分にとって比較的重要性が高いなどの尺度で選ぶことを避けるようにしてください。
主題をただありのままに受け取ってください。体、ボタン、ハエ、床、腕、リンゴなどに対して、等しく簡単にこの練習を適用してください。この考えを何かに対して適用することの唯一の基準は、あなたの目がそれにとまったということだけなのです。特に何かを含めようとはしないでください。しかし、特に何かを除外するということもしないようにしてください。
(大内博 訳)
◆ワークブックは、365のレッスンで構成されています。
◆レッスンの際には、事前に学習書(テキスト)をお読みになり、理解を深められることをおすすめします。
─A COURSE IN MIRACLES vol.1/TEXT─
ヘレン・シャックマン 記
ウィリアム・セットフォード、ケネス・ワプニック 編
大内 博 訳
◆奇跡のコース』(「ア・コース・イン・ミラクルズ」「ACIM」)についての解説は、こちらをご覧ください。
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奇跡のコースをお読みになった方々は、みなそれぞれに人生における「奇跡的変化」「気づき」を体験されていらっしゃいます。
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