マヤンオラクルと二十四節気【2011年5月21日(土)】


mayan0521.jpgタロット・セラピスト&エナジーヒーラーの風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-小満(しょうまん)-万物盈万(えいまん)すれば草木枝葉繁る(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin100 スターグリフ:アハウ 数字:9

二十四節気では今年の5月21日は「小満(しょうまん)」に入る日。小満とは、陽気が良くなって草木などの生物が次第に成長して生い茂る頃のことを言います。西日本のほうでは梅雨のような雨が降り始める時期ですが、そんな小満の5月21日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin100、「9アハウ」という日に当たります。9は大周期、アハウは太陽や花を意味するこの日は、ひとつの目安や区切りをつけるのにいい日です。何かに取り組んでいる人は、ここで一度立ち止まって全体像を見直してみてください。別に何もしていないという人は、目を閉じて今の自分はどんな状態か? 振り返ってみましょう。

たとえ今現在の状態が完成形や理想にほど遠いとしても、それでいいのだと思ってください。数字の9は大周期を意味します。ひと通りのことはやってきたのだ、さらに成長させるにはもうそろそろ新しいパターンが必要だ、と言っています。人は慣れ親しんだやり方や、これまでやってきたパターンのほうが安心感があるので、どうしてもそちらのほうを選んでしまいがちですが、いわゆる「前例」にばかり頼ってしまうと、これまでもお伝えしていますように、進歩や発見という目覚ましい成長は望めません。

アハウは太陽や花を意味しますから、5月21日のマヤの暦は「光輝く姿となるためにもっと成長しましょう!」とエールを送ってくれている日と言えます。といって大げさに考えることはありません。この日は要するに、今やっていることを一区切りさせ、ひとまず完成させることに意味があります。気持ちの切り替えでもOKです。「これはしちゃいけない」とか、「あれは○○だからだめ」というような理由をつけてずるずる引き延ばすのはなしです。

アハウは無条件の愛も意味しますから、条件をつける必要はないのです。というより、つけてはいけないのです。条件をつけてしまうと数字の9が示す「大周期」を終えられない、つまり次の新しいステップに持っていくことができなくなるからです。何でも受け入れる姿勢で「まあ、いっか」でいきましょう。一つの区切りをつけるということは、「これでいいや」と全てをいったん許すことを意味します。実はこの「許す」ということがこの日の最大のテーマ。許すことができないと次に進めなくなるのですね。例えばダイエットを続けてきて小康状態が続いている・・なんていう人は、この日はいったんダイエットを忘れて思い切り食べてみる。そんな自分を許すのです。そして次の日から何か目先を変えてやったことのないダイエットに励むと、思いのほか順調に進み始めるなんてこともあるかもしれません。

大事なことは、「あなたの望む完成形」に向けて成長、発展させることであり、そのために一呼吸入れることです。自然界では草木がどんどん成長してくる「小満」に入るこの日、「新しいものを取り入れて、光り輝く太陽のようにあなた自身を輝かせましょう」と、マヤの暦のアハウと数字の9があなたを支援しています。

風水優李


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