好転反応の活用でアセンション(後編)


MIL52039.jpgのサムネール画像東洋医学に「好転反応」という言葉がありますよね。

薬を服用したり、マッサージなどの施術を受けることで、体のなかの老廃物や毒素が排出されるようになりますが、それにともなって一時的な熱が出たり、体がだるくなったりといった、ちょっと見るとむしろ悪化しているのでは? と思うような症状が出ますが、これを好転反応ということはご存じかと思います。

好転反応は、状況が変化するときの作用ですので、人間の体だけではなく、現実の社会や人間関係にも似たようなケースを見ることができますし、とても簡単な方法で、好転反応を活用しながら
日々の日常に小さなアセンションを起こしていくことができるんです。

前回は、僕みずからが体験した例としまして、僕の友人に精神世界を知ってもらいたくて、無理に話をしたらあっさりと拒絶されてしまったお話をしました。

拒絶された原因は僕にあったわけで、これを病気とするなら、その後に気分が落ち込んだ時期が、すでに好転反応の始まりだったのです。

小さな次元上昇の先に、さらなる次元上昇がある

そして、「自分のやりかたがまずかったんだ」と気づき、アプローチを変えていく。このとき、僕は自分の
伝えたいメッセージは変わっていないどころが、アプローチを変えるというクリエイティブな作業をさせて頂いていることに対して、「これもスピリチュアリティの可能性の深さだ!」と、さらにスピリチュアルへの確信を深めることができるようになっていました。

そのうえ、他人の気持ちまでもくみ取れるようになっている。つまり、以前とは違う次元でモノゴトを観ている、という点においてアセンションしているのです。

そして、小さなアセンションを積み上げることで「次元が上がる=見える風景が広がる」ことが快感になっていき、ゆくゆくは物理世界から精神世界へアセンションすることのはずみになっていきます。もちろん、人は学びのためにそれぞれ違った特性を持って生まれてきていますから、全く別の手法やきっかけでアセンションを迎える人も大勢いるでしょう。

ただ、精神世界への興味がない人に対して、その人の経験が語る他の意味を探ったり、一つ上の次元でモノゴトを観てもらうように促したりすることのほうが、とても入りやすいのではないかと思います。

実用的な例をあげれば、仕事上でミスをしてしまった場合、その状況を「またやってしまった!自分はだめな人間だ」とか「それは相手のせいだ」とか、発展性のないパターンでモノゴトを観ていたら、視点は自然と同次元にとどまります。

ミスそのものにショックを受けること自体は、全くかまわないでしょう。
むしろ、そのあとにどうやってリカバリーしていくかのほうがよほど大切ですし、現実世界でリカバリーしていくことは、もしかすると精神世界への次元上昇に遜色のない、そして崇高な、スピリチュアルな体験なのかも知れません。

スターピープル・フォー・アセンション―地球人類の意識の覚醒を目指すスピリチュアル・マガジン Vol.34 (StarPeople 2010 Autumn)

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ブラフマン・リー


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