マヤンオラクルと二十四節気【2011年4月20日(水)】

mayan0418.jpgタロット・セラピスト&エナジーヒーラーの風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-穀雨(こくう)-春雨降りて百穀を生化すれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin69

二十四節気では今年の4月20日は「穀雨(こくう)」に入る日。穀雨とは、田んぼや畑を潤す雨が降るという意味で、暖かい春の雨が降って穀物の芽が育ってくる頃のことを言います。この頃より不安定だった春の天気が安定してきて、日差しも強くなってきます。そんな穀雨の4月20日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?


神聖暦ツォルキンではkin69、「4ムールク」という日に当たります。4は計測、ムールクは月の叡智や信号を意味するこの日は、アイデアがひらめいたり忘れていたことを思い出したりなど、感受性が鋭くなります。何かピンときたことや、心に引っかかる事柄に注目せよとマヤは伝えてきています。それらが私たちに何を教えてくれるかというと、一つ一つはバラバラな事柄に見えることが、まるでパズルのピースを当てはめていくかのように、何かの形にとって代わるだろう、ということ。つまり、今まで漠然としていたものに何かの答えを見出そうとするなら、この日にピンと来たことやひらめいたことが具体的な形にする手助けをしてくれるということです。

もしかしたらそれはこの日1日で完成するパズルではないかもしれません。けれども、完成に近づく大きなピースになる可能性は十分にあるというわけです。大きな目線で言うなら、今の日本の現状をよく知ってこれからどう復興していくのか? ということが「4」の「計測=形を測る」ことであり、そのヒントが私たち一人一人のアイデアだったりするのです。もしこの日に、先の見えない将来に不安を感じて、まるで夜はずっと明けないのでは……なんて悲観的に考えてしまっているとしたら、それはムールクがネガティブに働いてマイナスの妄想をもたらしている証拠ですから、それに囚われないようにしてくださいね。

ムールクは月、夜のイメージですから、感情の浮き沈みが起こったり、ネガティブに気持ちが傾いてしまうこともよくあります。けれども、そういったマイナスの心の動きでさえ、私たちに何らかの形を与えようとしている「信号=サイン」なのだということを知ってください。マイナスに働く心の動きは、決して悪いものではないのです。むしろ、「なぜそう思うのか?」とあなたに答えを導くヒント、パズルの大きなピースになるのです。恐れる気持ちや不安に思う気持ちは、慎重さと思慮深さを与えてくれます。アクセルとブレーキがあるように、こういった気持ちも必要なもの。

「4ムールク」になるこの日は、がんがん前に進むというような日ではない、ということです。心穏やかに、自分の感情の動きやひらめきに注目してください。忙しい毎日を過ごしているのならば、この穀雨のこの日は、ちょっと一休みしてお茶を飲むブレイクタイムにしてください。ちょうど穀物が育つ滋養の雨が降るように、あなたにも滋養を与えてあげましょう。心惹かれるものがパズルのピースです。一片でも見えれば不安も消えていきます。夜は必ず明けるのです。マヤの暦のムールクと数字の4があなたを支援しています。


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