マヤンオラクルと二十四節気【2011年9月8日(木)】


mayan0908.jpgタロット・セラピスト&エナジーヒーラーの風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-白露(はくろ)-陰気ようやく重なりて露にごりて白色となれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin210 スターグリフ:オク 数字:2

二十四節気では今年の9月8日が「白露(はくろ)」に入る日。白露とは、大気が冷やされて野の草に水滴がつき、その露が白く見えるという意味です。朝晩がさらに涼しく、幾分肌寒さを感じさせるようになる頃という白露の9月8日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin210、「2オク」という日に当たります。2は二極性、オクは運命の仲間を意味するこの日は、あなたの周辺の人間関係について注目してみてくださいとマヤは伝えてきています。友人、知人、仕事仲間・・いろいろあると思いますが、その中であなたはどういう人たちに惹かれ、親密さを持っているか? はたまた逆にどういう人たちに嫌悪感を抱き、あるいは反発しているか? 考えてみてください。

オクはマヤの言葉で犬を表しますが、犬というと忠犬ハチ公のような忠実さが思い浮かべられますね。実際、犬は飼い主を自分の主と認識すると実に忠実に言うことを聞きますが、これは主に対する信頼感からくるものです。あなたの周りには心から信頼できる仲間がいますか? もし反発を感じるような人がいたとしたら、なぜ反発したくなるのか? その根源を考えてみてください。

反発や抵抗の裏側には、実は潜在的な願望や憧れが潜んでいる可能性があります。あなたが心から信頼できる、そして志を共にできる仲間が欲しいと思うなら、あなた自身が自分に忠実であること、そしてただ反発や抵抗をするだけではなく、なぜそう思うのか? 理由の根っこを受け入れることが大切です。それがすなわちあなたに足りない部分が何かを知るきっかけになるのだ、とマヤは伝えています。

数字の2が表す二極性とは陰と陽の二つの極性を意味していますが、これは二つ揃って一つになるということであり、相反するものは共に補い合えるものでもあるということです。相反していますから、最初はどうしてもお互いに反発してしまいますが、志や目的が同一ならば、反発や抵抗を超えた部分で折り合うことは可能なはずです。それができないならば、それは単なるエゴと欲望のぶつかりあいでしかなく、子供のケンカと同じようなものです。オクが示す運命の仲間というのは、反発や喧嘩をしても、それさえ一つのディスカッションに変えて欠点さえも補えあえてしまうくらい、信頼と親密に満ちています。互いの本質を知って受け入れているからこそ成せる関係です。

人とうまく融合してやっていくということは、本音と建前を使い分けることではなく、いろいろな考えを取り入れてよりよく発展させていくということ。成熟した人間関係を作るということです。あなたの友人関係や仕事仲間、恋人や夫婦関係はどうですか? 暦上は秋の気配が深まっていく白露の9月8日、さて自分の人間関係はどうだろうか? と少し目線を上にあげて見渡してみましょう。深みのある関係を作れているでしょうか? どこか表面的な関係だけで寂しさを感じてはいないでしょうか? 本音を打ち明けて心の琴線に触れる関係を作ってみては? と、マヤの暦のオクと数字の2があなたを支援しています。
(次回は9/23です)

風水優李


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