マヤンオラクルと二十四節気【2011年6月22日(水)】


mayan0621.jpgタロット・セラピスト&エナジーヒーラーの
風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-夏至(げし)-陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin132 スターグリフ:エブ 数字:2

二十四節気では今年の6月22日が「夏至(げし)」に入る日。夏至とは最も太陽が高くなる頃のことで、1年中で昼が最も長くなる日のことです。太陽高度が最も高くなるので、晴れれば最も強い日差しを受けることになるのですが、日本ではほとんどが梅雨の時期。紫外線対策も「梅雨だから」と油断しないでくださいね。そんな夏至の6月22日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin132、「2エブ」という日に当たります。2は二極性、エブは豊かさを意味するこの日は、あなたを不安や不快にさせることに注目する日です。もともとエブは豊かさを意味するものですが、この豊かさを豊かさとして感じられているかどうか? ということがカギとなる日と言えます。豊かさを十分に受け取るには、まず自分自身が空(くう)になる必要があります。では、空になるとはどういうことでしょうか? それは「2エブ」の2が教えてくれています。例えば、素直に周囲からの恩恵を受け取れていれば、自分は恵まれていると素直に感謝できるでしょうが、恩恵を受けていない、恩恵を施しと卑屈に捉えて施しを受けるしかできないと感じる、あるいは施しを受けるなんて悔しいなどと感じていれば、それは自分にとって豊かさと感じることは難しくなります。


また、本来自分が欲していることにも目をつぶって、意地を張っていらないフリをしたり、あるいはもうすでに手に入っているのに気づかずにいるとしたら、それは豊かさを受け取る器にヒビが入ってしまっているということになります。仮に、今のあなたが非常な不安の中にいるとしても、あなたには豊かさを受け取る権利があるし、またその恩恵を感じることができるはずです。もし、豊かさなんてどこにもない! と感じているとしたら、それは何かと比較している可能性があります。比較しているのは一体何でしょうか? 以前に味わった豊かさでしょうか。それとも「誰か」でしょうか。

空になるということは、「何物でもない自分」になるということです。生まれたばかりの赤ちゃんを思い出して下さい。やっとの思いでこの世に出てきて、これから一生懸命生きようとしています。そこには、ただ生きようとするエネルギーしかありません。非常にシンプルです。様々な物に囲まれて便利に生きている先進国に住んでいる私たちは「小さな幸せ」を感じる感覚が鈍くなっています。心の中に芽生える不安も不快も、全ては自分が生み出しているもの。心の持ち方次第でいくらでも豊かさを感じることはできるのです。

夏至に入るこの日は、太陽のエネルギーを一番強く受け取れる日でもあります。太陽は全ての生きとし生けるもののエネルギー源です。そしてどんな状況の人にも均等にエネルギーを与えてくれています。どんな状況であれ、今を生きていられるということにシンプルに喜びを感じてください。そして存分に太陽のエネルギーを受け取ってください。生きているということは豊かさを受け取れるということです!
6月22日「夏至」の日、マヤの暦のエブと数字の2があなたを支援しています。

(次回は7/7です)

風水優李


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です