運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。
＜二十四節気＞－夏至（げし）－陽熱至極しまた、日の長きのいたりなるを以て也（暦便覧より）
＜マヤンオラクル＞kin237 スターグリフ：カバン 数字：3
二十四節気では今年の6月21日が「夏至（げし）」に入る日です。夏至とは、１年で最も日中が長くなる時期のことですが、日本ではちょうど梅雨時期でもあるため、お天気に恵まれる日が少ないこともあって、割と実感されにくいですね。そんな夏至の6月21日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか？
神聖暦ツォルキンではkin237、「3カバン」という日に当たります。3はリズム、カバンは地球のエネルギーを表しているこの日は、「今の私にできることは何だろう？」と、改めて自分を見直してみてほしいとマヤは伝えてきています。カバンは地球のエネルギーと繋がることを意味します。この日はぜひ裸足になってしっかりと足裏を地面につけ、地球のエネルギーを感じてほしい日です。そして足元から感じ取れるエネルギーを自分のセンターに取り込んでください。そうして地球のエネルギーをしっかりと感じ取りながら、「今の私にできることは、一体何だろう？」と自分に問いかけてみるのです。
何か思い浮かんできたでしょうか？ 突拍子もないことが浮かんだとしても、それを否定したり関係ないとスルーしたりしないでくださいね。ここで大事なことは、現実に、今あなたにできることはどういうことかということを、実際に具体的に落とし込んでいくことです。一見突拍子もないように見えることでも、もしかしたらそこにヒントが隠れている可能性もあるのです。そして数字の３の意味するリズムというのは、文字通り動くことです。３という数字はトリニティということですから、たった一人でどうこうしようと考えなくていいのです。そう、「今の私にできることは何？」という問いかけは、何も自分一人でできることという意味ではないのですね。
今仮に自分一人では何もできないと考えているようなら、まさに「できないなら、できる人を見つけてみては？」というヒントを数字の３は教えてくれています。３は協調関係を表します。つまり、この日は「今の私の役割はなんだろう？」ということを具体的に考えてみることがポイントになるわけです。たった一人では動けなくても、誰か協力者がいればがぜん動きやすくなるということもあります。この日お祈りする相手は神様でも天使でもありません。あなた自身です。自分をセンターに置いて地球のエネルギーをしっかり受け止め、グラウンディングしてください。そして、自分が社長にでもなったつもりで、何をどうしたいか、それには何が、どういう人が必要か、具体的に落とし込んでみるのです。
神様や天使は見守ってはくれますが、現実に何かをしてくれるわけではありません。現実をしっかりと見つめましょう。そして何かアイデアが浮かんだら、それをいろんな人と共有してみるのもいいでしょう。もしかしたら思わぬところから同調してくれる人や新しい仲間になってくれる人が現れるかもしれません。これまでいい流れで来ているというなら、その流れにそのまま乗っていましょう。昼間の長さが最も長くなるこのエネルギッシュな夏至の日、マヤの暦のカバンと数字の3があなたを支援しています。
（次回は7／7です）
（風水優李）
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