チャネラー：Pamela Kribbe
訳：中村じゅん
Original Message
母なるガイヤより～地上の天使たちへ～2011年5月13日（金）
愛しい子どもたちへ
私は地球の声です。私はあなたのすべてを知っています。私はあなたの一歩一歩を感じ、認識しています。最も深いレベルで私たちは一体です。私たちを一つに繋ぐ一なる意識があります。その壮大な意識は名づけることができません。なぜなら、それは創造主のスピリットだからです。それは神秘的であり、とても身近でもあります。この創造性溢れる意識の手の中で私たちのゲームは繰り広げられます。私たちは、ともにゲームに参加し、時間とともに深まった絆で結ばれたパートナーです。この関係は変化する時に来ています。私たちは新しい時代に突入しています。その話の前に、私たちの協力関係が始まる前の話をします。あなたが想像していたものとは違うはずです。
私たちが初めて遭遇した時、あなたは人間ではなく、地球にもいませんでした。あなたは天使でした。しかもただの天使ではなく、宇宙の新しい冒険の先陣を切る天使族の一員でした！ その冒険とは？ 簡単に説明すると、宇宙には”類は友を呼ぶ”という法則があり、あなたの内側の意識は外側に直接反映されます。スピリットの世界では光の領域と、比較的暗い領域があり、それらは分離されています。地球においてはそうでは無いように感じられます。地球は、様々な意識が混じり合い、相互に作用し合う多種多様な意識のるつぼです。
猛烈なスピリチュアル探求を経た今は、内なる意識を通して自分の現実を創造する事を知っていますが、それまでは、自ら招いてるとは夢にも思わぬような周りの状況に、とても困惑しましたね。当時は、創造者というよりは、自分は現実から創造されるという意識がありました。スピリットの世界において、内外の一致というのはごく当たり前の事実です。地球においては、高度に発達した意識のみがワンネスに気づき、現実は自らが創造していると知っています。
地球では特別な実験が行われ、肉体に入っている時はヴェールをかけられ、一時的に自分の神聖な創造力を忘れます。それは、あなたが気づきを得るまで続きます。地球の気づきのプロセスはとても強烈なパワーがあり、地球という存在自体がスピリットの世界の全領域に強烈な進化の勢いを与えます。スピリットの世界では、すべての領域がきちっと仕分けされ、変化や動きに乏しいという面があります。変化、成長、進化というのは、自分と違うものと接することで生まれます。自分と違うものとの出会いとは、楽しいおしゃべりといった生易しいものではなく、そこに突撃していくということです。様々なものを悠長に”上から”観察するのではなく、そこに突撃することで、何かを学び、成長するのです。それがまさに地球に転生するということです。そうやって、あなたは繋がるはずのなかった領域の間の架け橋となったのです。
人として生まれるということは、多種多様の意識の領域の架け橋になるということです。その架け橋によって、スピリットの世界の全領域における意識の拡大が期待されます。最も高度に進化したスピリットの領域においても、地球の実験により壮大な成長と革新の波を受けます。人は明暗の両極端を探求し、やがて全てのものに共通した一なる繋がりに気がつきます。このワンネスの意識を会得した人は、地球の意識的創造者となり、彼らの存在自体が接する全ての生命に、癒しと、転換を促す力を与えます。
一体意識を創造することが、あなたの地球での冒険のゴールです。始めに、私たちの協力が始まった段階ではあなたは天使だったと言いましたね。その頃のあなたは、肉体の形態を全く知らず、周りの天使たちと深く強いつながりがありました。その繋がりは相当に強く、あたかもあなたが一つの組織の中の一細胞であるかのような感じで、あなたは当たり前のように共通の利益のために行動し、皆と心を一つにし、無欲でした。その様な時に地球からの要請を耳にしました。あなたは地球での冒険に招待されました。なんで私？ 本来は長い話なのですが、手短に説明すると、あなたは天使の中でもやんちゃだったからです。あなたは怖いもの知らずで、情熱的、そしてちょっと頑固で、意志が強い天使でした。天国から離れることになったのは、あなたの意志の強さと、知識への探求心からでした。まさにそういう存在が必要だったのです。神は間違ってあなたを創造したとお思いですか？ 当然違います。神は善悪の決めつけはしませんし、あなたが過ちを犯したとしても、その前から既に許されているのですから。
（つづく）
（中村じゅん）
＊記事の無断転載を禁じます
Copyright c Jeshua.net – Permission is granted to copy and redistribute this article on the condition that the URL www.jeshua.net is included as the resource and that it is distributed freely.
コメントを残す