米航空宇宙局(NASA)が2004年8月に打ち上げた、水星探査機メッセンジャー(MESSENGER、MErcury Surface, Space ENvironment, GEochemistry and Ranging)。2011年3月17日に水星の周回軌道に入り、同月29日には、水星周回軌道から史上初めて水星の地表の映像撮影に成功。これから約1年にわたり水星の探索を行う予定である。
NASAの公式サイトでは、メッセンジャーが撮影した水星表面の画像が、既に多数公開されている。
水星のその神秘的な姿をいくつかご紹介したい。
Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington
ベックという名前のクレーター(直径32Km)と、レールモントフという名前のクレーター(直径166Km)、2つのクレーターの画像。ベックはその美しい線から、まだ若いクレーターであると思われる。レールモントフには火山の爆発の跡のようなものがある。
アッジェという名前のクレーター(直径100km)。カロリス盆地内になる、最大のクレーターの一つ。
直径34Kmのクレーターの中心部。なんとなく、ロブスターのハサミに見える。
デュアル画像システム(MDIS)と、ピボット狭角カメラ(NAC)で撮影された、まだ、名前がつけられていないクレーターの画像。十字のような形が見える。
(編集部)
Image Credit: NASA/Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory/Carnegie Institution of Washington
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