マヤンオラクルと二十四節気【2011年6月6日(月)】

mayan0604.jpgタロット・セラピスト&エナジーヒーラーの風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-芒種(ぼうしゅ)-芒(のぎ)ある穀類稼種する時也(暦便覧より)


<マヤンオラクル>kin116 スターグリフ:キーブ 数字:12

二十四節気では今年の6月6日が「芒種(ぼうしゅ)」に入る日。

芒種の芒(のぎ)とは穂先のある植物の実の外側の毛の部分つまりとげのような部分のことを指し、芒種とはそういう芒のある穀物の種蒔きの頃のことを言います(実際の種蒔きは1カ月ほど早まっているようです)そんな芒種の6月6日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?


神聖暦ツォルキンではkin116、「12キーブ」という日に当たります。12は複雑な安定、キーブは内なる導きや信頼を意味するこの日は、自分自身の本当の声に耳を傾けてみる時間を作ってみるといい日です。簡単な瞑想をしてみる、ヨガや太極拳をやってみるなど。これらはみな、煩雑ともいえる毎日の中で、埋もれている自分自身と向き合うきっかけともなります。

12の数字の意味する「複雑な安定」とは、言ってみれば中国思想の陰陽説と同じようなもので、影も光も含めて世界は一つであるというような意味を示しています。簡単に言えば、どんな複雑に見える状況下に置かれていても、あなたはあなた自身を信じなさい、とマヤは伝えているのです。そのためにも、あなたの本当の心はなんて言っているか? その声を聞いてみましょう。

優等生で居続けたり、恰好つける必要も無様だと思う必要もなく、ありのままの自分の声を聞いてみるのです。泣き言を言ってもいい、怒りを口にしてもいい、時間があったらそういった感情も紙に書いてみるといいでしょう。普段抑え込んでる自分を発見するかもしれません。そういう自分を再発見することで、気持ちが楽になって心が「安定」していくのです。真の自分はいつだって真の声を聞いてほしいと内側で訴えています。それを顕在意識レベルで認めてあげるだけで、思いのほか楽になるものです。あなたは日頃から自分の思っていることを不可分なく表現できているでしょうか? 自分が思うことよりも他人の言うことの方を優先しすぎていたり、逆に単なる思い込みで自己主張しすぎていたりしませんか? 

真と偽のギャップが大きすぎると、知らずに心が歪んできます。自分自身のありのままを受け入れることがスタート地点に立つということで、そんな自分の持てる力を信じることが、自分自身への「種まき」だと言ってもいいでしょう。本来出るはずの芽を自ら踏んでしまうのはもったいないことですよね。稲の種まきを意味するこの日は、どうぞ等身大の自分自身と会話して自分自身のための種まきをしてください。

種を蒔いてから実をつけて収穫するまでは長い時間がかかりますが、それでいいのです。今の時代はインスタントで出来上がるものが増えて、すぐに出来上がることや早く答えが出ることに慣れてしまっていますが、時間をかけて得たものに何一つ無駄なことなどありません。時と場合によってはスピード感も必要ですが、そういったものに逆に振り回されて自分自身の本来の望みや目的を見失っては意味がありません。本来は自分自身の中に正しい答えという種を皆持っているのだとマヤは教えてくれています。6月6日「芒種」の日、マヤの暦のキーブと数字の12があなたを支援しています。

次回は6/22です)


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