マヤンオラクルと二十四節気【2012年9月22日(土)】


OC_blog.jpg運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-秋分(しゅうぶん)-陰陽の中分なれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin70 スターグリフ:オク 数字:5

二十四節気では今年の9月22日が「秋分(しゅうぶん)」に入る日です。秋分は昼と夜の長さがほぼ同じくらいの長さになる日で、暑い日が徐々に減り、ますます冷気が強くなってくる頃です。また、故人を偲ぶ秋彼岸の中日でもあります。そんな9月22日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin70、「5オク」という日に当たります。5は中心を、オクは運命の仲間を表しているこの日は、「本当に必要な人間関係を築けているか?」とマヤは疑問をなげかけています。前回の白露の日で川下りの現在地を確認せよと伝えてきていましたが、今回はその一緒に乗っている船のメンバーとは真に繋がっているメンバーか? と問いかけてきています。前回は言ってみれば外側のハードの面を、今回は中身のソフトの面の確認をせよ、ということですね。この秋分の日はあなたの周囲の人間関係に目を落としてみて下さい。どれだけ心を開いた真のお付き合いができているでしょうか?

数字の5は中心を意味していますが、これはあなたという個人を形成する芯の部分のこと。つまり建物で言うなら基礎、土台の部分ということです。これがしっかりしていないと上に乗っている建物は総崩れになってしまいます。あなたは揺るぎない信頼関係で人と繋がっているでしょうか? オクは運命の仲間を意味していますが、もともとオクはマヤ語で犬を意味しています。犬は誰が自分の主人で誰が自分の子分かをきっちり分けています。そして自分の主人には忠誠を誓うかのようによく言うことを聞きますね。これは犬が主人に対して信頼を持っているということでしょう。

人間社会は、しっかりとした信頼関係を紡ぐということは大変重要でありながら、欲得が絡んでくると損得優先で人間関係を築いてしまいやすい社会でもあります。この秋分の日のマヤが伝えてきているエネルギーは、そういったうわべだけの人間関係に終始していないか、何かあった時には助け合えるようなしっかりとした関係を築けているか、あなたが本当に必要としている人たちがあなたの周囲にいるのかと、あなたという個人の核を形成するための、心からの信頼で繋がっている人間関係を確認するよう伝えてきているわけです。あなたの核とはすなわちあなたの基盤とするものです。あなたはどんなことを最も大切にしたいと思っていますか? それがあなたの基盤となるものです。

ここで大事なことは、基盤が出来上がっているかどうかということではありません。また、人間関係というものも実に流動的に変化していくものでもあります。重要なことは、今のあなたが築いている人間関係が、あなたの核と繋がっている、ということです。それをしっかりと見つめよと、マヤは促しているのです。あなたが心を開いて真に信頼しあえる関係を築いていけるなら、それがあなたの核を成し、時にはあなたを守り、時には成長させていくことができるでしょう。何事も基盤が大事なことは言うまでもありません。この秋分の日にぜひあなたの周囲との付き合い方を確認してみてください。秋分の日の9月22日、マヤの暦のオクと数字の5があなたを支援しています。
(次回は10/8です)

風水優李


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です