タロット・セラピスト&エナジーヒーラーの風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。
<二十四節気>-霜降(そうこう)-つゆが陰気に結ばれて、霜となりて降るゆへ也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin256 スターグリフ:キーブ 数字:9
二十四節気では今年の10月24日が「霜降(そうこう)」に入る日。暦上では秋も終盤、寒い地方では草木に付いたつゆが霜に変わる頃です。今年の10月は季節外れに暑い日があったりしてなかなか秋本番と言える日が続きませんでしたが、暦の上ではもう冬の一歩手前なのです。そんな霜降の10月24日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?
神聖暦ツォルキンではkin256、「9キーブ」という日に当たります。9は大周期、キーブは宇宙の恩寵・信頼を意味するこの日は、「あなたの心が本当に望んでいるものは何?」と問いかけ、あなたの心に自ら制限をかけることをやめるようマヤは伝えてきています。キーブは杖を表していますが、これはあなたをあなたの望む道へ導くための道先案内であり、その杖はあなた自身が持つものだ、と言っています。つまり、自分のしたいこと、するべきことは全て自分自身の心が知っている、ということです。
文字にするとありきたりでいとも簡単に見えるのですが、これだけ情報に囲まれた現代では、入ってくる情報が多すぎて、かえって自分が本当は何を求めているのかがわかりにくくなります。情報がいつのまにか自分の考えにすり替わっていたりすることもあるでしょう。そこで、この日はぜひ「自分のしたいことリスト」を作ってみてほしいと思います。すぐにできることでもいいし、すぐにできないことでもOK。とにかくやりたいこと、心の欲していることを書きまくるのです。この書き留めるという行為が重要で、書くことによってどれならすぐ出来て、どれなら叶わないかがまずわかります。将来どうしていたいかという長いスパンのものでも、書き出してみれば「じゃあどれなら出来そうか?」と優先順位をつけることもできるでしょう。
この具体性を持たせることが、数字の9の表す大周期=完成・達成へ繋がっていくのです。書いていくうちにどんどん無謀なことも出てくるかもしれませんが、それでもかまわず書き続けてください。むしろ「無謀かも」と思うこと自体が、あなたの心のかせ=制約になっているかもしれないのですから、思う存分書き出して、あ~すっきり! と思うまで書いてリストを完成させてください。実はこのリストを完成させる、という作業も数字の9の一つの「大周期」に繋がります。まるで自分の人生のパズルでも作ってはめていくかのように、楽しんでリストを作ってみてください。そして、そのリストの中にこの日できそうなことがあったら、ぜひやってみてください。
さあ、どんなリストができましたか? びっくりするような自分に出会えましたか? できれば、びっくりするような自分に出会えることを期待しています。あなたの心が本当に望んでいることを知ること、そしてその道を進むこと自体が、まさにキーブの示す「宇宙の恩寵」なのです。今まで得てきた情報や考えの中で古くなったものは捨てて、あなたが生き生きとした人生を歩むための見本の人生パズルを完成させられるよう、冬に向かう前の秋も終盤の霜降の日に、マヤの暦のキーブと数字の9があなたを支援しています。
(次回は11/8です)
(風水優李)
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マヤンオラクル アリエル・スピルスバリー &マイケル・ブライナー 著
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