ミスティカル数秘術でみる2011年8月(前編)


mystical_blog.jpgノボ・カリプソ
訳:江口聖子

ミスティカル数秘術でみる2011年8月

2011年8月について、ミスティカル数秘術を通してナンバー/パターンを解釈していきましょう。
まず2011年は、このように移行します:

11/2(1+1=2)、(2000が2に合流して)22

ですので、2011年8月は、次のように見ることができます:

8 2000 11/2 22 30

これらが、この期間に演奏されるべきメジャー・キーとなります。

30は2011年8月の最終的な結果となります。とはいうものの、全てのパターンは共振しています。これらの違いは、奏でられた音のピッチの違いに過ぎません。8月が奏でる一連の音は、ソナタのようです。8月で最高ピッチに達する音は、30ですが、この30は8、2000、11/2、22を通して奏でられます。上にあるように、2011年という年は、11/2と22のパターンを内包しています。そういうと、8が2011を通過し、30となるかのように思えます。が、8月の持つ最高の可能性である30が、8と2011を通して奏でられるのだと考えて下さい。

覚えておいていただきたいのは、自然というのは現在持っている物理的な力や影響力ではなく、未来への可能性と連動して動くのだということです。進化と成長においては、未来への可能性の方が圧倒的に重要なのです。ですので、私たちはこれから、未来への可能性を示すガイドとなるよう、2011年8月を解釈していきます。

まずは8から始めましょう。これはバランスのエネルギーを顕現させます。8はつながり合う2つのサークルのバランスをとろうと努めます。下のサークルは地・物質、上のサークルは天・霊性です。8の周期的変化とサイクルがスムーズである為には、上と下のバランスがとれていることが必要です。それは私たちが、2つのループの中を動いている8のエネルギーをどのように創造しているのかによります。バランスがとれていれば、両方のサークル(モナド)のバランスのとれた正しい選択、決断をすることができます。

常時下のサークル/モナドだけで生きていくなどということは、人間にはできません。8は蜘蛛の糸のように相互に関連し合っており、内部で切り離されるということはあり得ないのです。プラス面とマイナス面の間にはバランスが取れていることが必要ですし、物質面で何かを成し遂げることと霊性を高めることには、同じだけのバランスで関心が払われることが必要です。一方がもう一方と入れ替わることはできませんし、どちらかがどちらかに支配された状態で、人は生きることはできません。それゆえ、8月は「バランスの月」なのです。しかしながら2011年にあってはこの月は30のナンバー/パターンを持っていますので、このようなバランスを取りながら、自己創造性によって、始めたことを完成させるということが必要となります。

(後編へつづく)

(ノボ・カリプソ)

 


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