ミスティカル数秘術でみる2012年12月(前編)


gnobo201212_1.jpgノボ・カリプソ
訳:江口聖子

2012年12月がもたらすエネルギーというのは、「私たち個人個人が何になるのかによって、全体がどうなっていくかが左右される」と解釈できます。
今月は、二つの異なるナンバー/パターン、「8」と「33」を見ていきましょう。
まず12月は、「12/3」、 2012は2+1+2で「5」となります。そして3+5=「8」。
冬至の2012年12月21日は、12/3, 21/3=「33」、33+5=38/11/2。
2012年12月21日は、「預言者が現れて、大地全体を光で照らす」と解釈できるでしょう。

12月という月は、「私たち個人個人が何になるのかによって、全体がどうなっていくかが左右される」と解釈されます。そして「預言者が現れて、大地に光が注がれる」かどうかは、「8」が調和しているか、不協和音を奏でているかによります。
私たちはミスティカル数秘術を導きとして考えます。予兆と見るのではありません。ですので、2012年12月21日(冬至)の預言者到来の日とは、私たちが内的な光で、踏みつけにされている物事や人を引き上げる、素晴らしい日となるでしょう、と言えます。この日は、導きの光として行動するべき時です。

全体的なバイブレーションは「35/8」ですので、文学や講演、コミュニケーション、出版、レクチャーなどで他者を引き上げることが、世界に大きなインパクトを与えます。二つの球体、二つの領域、つまり天と地とが一つになりますので、2012=「5」における人類全体への奉仕を具現化するには、これら二者間のエネルギーの均衡が取れていなければなりません。上記のこと全てが、「預言者の到来(=内的な光で踏みつけにされている物事や人を引き上げる)」を反映している必要があります。
それゆえ、2012年12月は、とてもパワフルな月となるのですが、更に2012年12月21日は、私たちは高次からの呼び掛けを受けます。この日は、踏みつけにされている物事や人を引き上げる為に、人に教えることやヒーリングを通じて呼び掛けに応えるよう私たちに求め、光のバイブレーションを開きます。最良の方法は、講演やレクチャー、文学などでしょう。誰かを癒すというのは、直接的な行為のみに限られているわけではないことを覚えておいてください。

「8」のパターンを扱うというのは、とても良い予兆に満ちたナンバーか、または、運命に振り回されて諦めの匂いの漂うナンバーかの、どちらかに取り組むことを意味します。このナンバー/パターンが災難へと転がり落ちていくか、幸先の良い方へ上っていくかは、このパターンにどのような種を蒔き、育ててきたのかによって変わります。
ある特定の地域で、その集団意識が育ててきたのがナルシシズムや対立、紛争であるなら、人々の物質主義に影響を与え、争いが大きくなるという結果に終わります。が、もしある集団意識が、物質主義と精神主義(スピリチュアリティ)のバランスを維持してきたなら、それは拡大し、その集団の全体性に貢献してくれるでしょう。「8」というのは、2012年12月までに、どんな種を蒔き、育ててきたのか次第で、幸運にも災難にもなるのです。

(後編へつづく)
(ノボ・カリプソ)


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