マヤンオラクルと二十四節気【2013年2月18日(月)】

cib_blog.jpg運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-雨水(うすい)-陽気地上に発し、雪氷とけて雨水となれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin216 スターグリフ:キーブ 数字:8

二十四節気では今年の2月18日が「雨水(うすい)」に入る日です。「雨水」とは、空から降ってくるものが雪から雨に変わり、積もった雪も溶け始めてくる頃を指します。春一番が吹く頃でもある、そんな雨水の2月18日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin216、「8キーブ」という日に当たります。8は調和の共鳴、キーブは内なる確信を意味するこの日は、「心に響いたものを他者と共有しよう」とマヤは伝えています。インターネット上でのコミュニケーションが浸透してきている現代ならば、ネット上で簡単に情報を共有することは可能ですね。すでに日常的にそれらは行われているかと思うのですが、この日マヤが伝えていることのポイントは「心に響いたもの」を共有するということです。

前回の立春のテーマでも「気軽に、思うままに」とありましたが、今回もあなたの感覚というアンテナをフルに使って、あなたが心から共感するもの、あるいはとても気になるものを家族やお友達、その他周囲の人と一緒に共有してみましょう。その中で、あなたと同じような感覚で受け止める人、そうでない人と分かれるかもしれません。重要なことは、「そうでない人」ともいかにして共有できるかということです。

数字の8は調和の共鳴を意味します。そしてキーブはあなた自身の内側から発する声に従いなさいと伝えています。「長いものに巻かれろ」という言葉がありますが、一見そのようにすることのほうが調和を図れそうに見えます。ですが、これはあくまでも表面だけ都合をあわせるということであり、真の調和にはなっていません。キーブが示していることは、あなたの本質に従うこと、そして数字の8はその上で調和を図ることです。つまりあなたの本質や意図は変えないまま、器だけ大きくして広く受け入れることが、この日のテーマになるのです。それが数字の8が示す調和の共鳴に繋がるわけです。

数字の8は、5という自分の基盤と3というリズムの組み合わせです。まるでみんなで手をつないで楽しくフォークダンスを踊るかのような光景を表していると言えます。無理に自分を欺いてまで他者と調和を図ったとしても、それは決して美しくないし、楽しくないし、心の中はすっきりしないままです。本音と建前があるのは世の常ですが、この日のマヤのエネルギーは例え1日でもそれを解消してみようよと伝えてきています。

本音と建前があまりにもはっきり分かれすぎていると、自分の核の部分が分裂して、次第に自分自身が本当は何を望んでいるのかさえわからなくなります。雨水のこの日、積もった雪が少しずつ溶け出してくる季節に合わせて、ぜひあなた自身の心の雪解けも図ってみてはいかがでしょう。かたくなに拒否したり表面だけを合わせたりせずに、なじみのないことでもとりあえず一緒にやってみましょう。意外と「自分とは違う人」の気持ちがわかったりするかもしれません。どんな人とでも楽しく共有することができればパーフェクトです!

雨水の2月18日、暦の雪解けと一緒に心の雪解けもしてみよう、とマヤの暦のキーブと数字の8があなたを支援しています。

(次回は3/5です)

風水優李

 

『 マヤン・オラクル―星に還る道― 』
マヤンオラクル アリエル・スピルスバリー &マイケル・ブライナー 著
鏡見沙椰 訳 定価 4,725円


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