マヤンオラクルと二十四節気【2012年7月7日(土)】


ben_blog.jpg運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-小暑(しょうしょ)-大暑来れる前なれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin253 スターグリフ:ベン 数字:6

二十四節気では今年の7月7日が「小暑(しょうしょ)」に入る日です。小暑とは、梅雨明け間近になり、本格的な暑さが始まる頃のことです。ちょうど七夕でもあるそんな小暑の7月7日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin253、「6ベン」という日に当たります。6は生き生きとしたバランス、ベンは冒険者のエネルギーを表しているこの日は、「何か新しいものを取り入れてみよう」とマヤは伝えています。今、あなたは毎日をどのように過ごしていますか? ただただ同じことの繰り返しになっていますか? それとも日々何かが変わっていますか? 

もし前者ならば、周囲の人とどのように関わっているか、改めて見直してみましょう。マンネリ化した毎日というのは、自分自身だけでなく他者に対してもエネルギーを注いでいない状態を意味します。エネルギーを活性化させるには、まず外から新しいエネルギーを取り入れることが最も手っ取り早い方法です。自分の身近な人間関係や職場環境など、ちょっと嫌だなと思うような人とでも、できるだけ積極的に話してみましょう。

数字の6の「生き生きとしたバランス」というのは、常に動きのある状態をバランスよく保つにはどうしたらよいか? と問いかけてくるエネルギーです。例えば板に乗せたボールを片側に傾ければ傾けた方に転がりますが、そのままだと落ちてしまいますね。うまく板の上に転がしておくためには、適当なところで方向転換させなければなりません。そうやってバランスを保つことで、ボールは常に動き続けられます。そのような状態というのは、決してマンネリな状態にはなっていないはずです。常に変化させる部分を注意深く観察していないといけないからです。そして必要なところで新しい方向を指示させるわけですね。

もしかしたらその指示が少し早かったために、かえって不安定になったとしても、それがわかった時点で、またすぐに切り返せばいいだけの話です。つまり、この小暑の7月7日にマヤが伝えてきていることは、新しいエネルギーを取り入れて活性化させるために、柔軟になって変化を受け入れることが必要だ、ということを言っているわけです。かたくなに自分の主張を通そうとしたり、相手の意見を真っ向から否定したりすると、返って良くない状態を引き起こしますよ、ということです。

もちろん、事を推し進めるために、時には主張を押し通した方がよい場合もありますが、この日はそういうエネルギーではないということ。他者との関わり方に重点が置かれる日になるわけです。そうやって新しいエネルギーを取り込むことがテーマになるのですね。この日はぜひ自分の思い込みをいったん捨てて、柔軟に耳を傾けてみて下さい。そして普段やらないようなことをやってみるのもいいでしょう。自分とは多少考えや、やり方が違ったとしても、ではそれがどんな結果になるのかな? と違いを楽しむくらいの気持ちでいてください。気分を変えてみるのがポイントです。暑い盛りがやってくる前の小暑のこの日、今のうちにエネルギーを活性化させよと、マヤの暦のベンと数字の6があなたを支援しています。

(次回は7/22です)

風水優李

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