マヤンオラクルと二十四節気【2011年11月8日(火)】


mayan1108.jpgタロット・セラピスト&エナジーヒーラーの風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-立冬(りっとう)-冬の気立ち始めていよいよ冷ゆれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin11 スターグリフ:チューエン 数字:11

二十四節気では今年の11月8日が「立冬(りっとう)」に入る日。暦上ではこの日から冬の始まり、寒い地方や高山では初雪が、関東辺りでは空っ風が吹く頃です。今年は11月に入っても依然として暖かい日が続いたりして、なかなか秋を感じる日が少ない今年の気候ですが、暦上ではもう冬に突入です。そんな立冬の11月8日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin11、「11チューエン」という日に当たります。11は不協和、チューエンは純真さを意味するこの日は、発想の転換をしてみよう、とマヤは伝えてきています。チューエンは純真な子供心を意味していますが、あなたが今まで当たり前と思っているような概念をいったん外に置き、ユニークさを持った目線で捉えてみてほしいと言っています。子供たちはただ自分の興味を示すものにのみ反応し、時にはいたずらまでしでかしますが、そこには何の計算も思惑も入っていません。そして何のフィルターもない目で捉えるために、大人では想像もできないような発想を生み出します。

そう、子供のようにただ無邪気に好奇心の赴くままに、そして何より楽しむことが重要であり、それがこの日のテーマなのです。11の表す不協和というのは、あなたがちょっと嫌だなと感じるものは、この際手放してしまいましょうというメッセージで、嫌だと感じる中身にはその奥に眠っている憧れや本能的に求めているものもありますが、中には本当に必要のないものもあります。嫉妬心を感じるような嫌悪感だったら前者の可能性もありますが、本当にただ嫌だとしか感じないのだとしたら、それはもう本当にいらないものである可能性もあるわけです。そういった自分の中で受け取るもの、考えや価値観、あるいは人間関係など、不必要なものを手放してしまえば、もっと自由に楽しめるようになるよ! とチューエンは伝えているのです。

チューエンと数字の11のエネルギーはこの日強くなるわけですが、この日をきっかけに意識を変えていくだけでもOK。あなたは日常を楽しんでいますか? 本来どうでもいいようなしがらみに縛られて、つまらない日常を送ってはいませんか? チューエンはトリック・スターです。まっすぐに立っているものをひょいっとひっくり返して、それを見てケラケラ笑う子供です。あなたがそれは当たり前だと思っていたこと、あるいはひっくり返せないと思うようなことを、ひょいっとひっくり返してみたら、思わぬ発見があるかもしれません。

ほら、チューエンが後ろで「やっちゃえ、やっちゃえ!」とささやいています。そんな遊び心で、あなたの概念や考え方のパターンを、もっと自由に、そしてちょっと違う目線で見てみてください。それこそトリック・アートのように、ある人は横顔に見える絵が、別の人には壺に見えるというように、思い込みを外してみると意外な形が見えてくることでしょう。ぜひ童心に帰って楽しむ1日をお過ごしください。

あまり秋らしくない天候でも暦上はもう冬の入り口、これからどんどん寒く身体もこわばっていく季節になりますが、頭の中は柔軟にね! と立冬のこの日、マヤの暦のチューエンと数字の11があなたを支援しています。
(次回は11/23です)

風水優李


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