運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。
<二十四節気>-大暑(たいしょ)-暑気いたりつまりたるゆえんなれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin8 スターグリフ:ラマト 数字:8
二十四節気では今年の7月22日が「大暑(たいしょ)」に入る日です。大暑とは、文字通り夏の最も暑い時期のことです。暦上ではそうなるのですが、実際にはもう少し後でしょうか。空を見上げれば夏らしい雲が棚引く頃です。そんな7月22日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?
神聖暦ツォルキンではkin8、「8ラマト」という日に当たります。8は調和の共鳴、そしてラマトも調和のエネルギーを表しているこの日は、「自分や他人の長所に着目しよう」とマヤは伝えています。7月22日の「8ラマト」とは、「調和の共鳴」というどちらも同じ意味の重複の日になります。ラマトはスターグリフの8番目でもあるからなのですが、この調和の共鳴の二乗になるこの日は、批判精神やマイナスに捉えることをせずに、良いところはどこだろう?と長所を見つけてそれを表現してみるのに適したエネルギーです。
つまり、自分も他者も「褒め称える」ということです。例えば、お友達や職場の方たち、あるいはご家族と話す時などに、いつもよりも「ありがとう」の言葉を多く伝えるようにしてください。ありがとうと言う言葉は非常に便利です。なぜなら、これは「あなたの行為は素晴らしい」と言っているのと同じだからです。ありがとうと言われて怒る気分にはなれませんよね? ありがとうという言葉の波動は発した本人から相手へ伝わり、それが嬉しいという気持ちにさせて喜びのエネルギーへと瞬時に変えます。気分が良くなった相手はあなたに良い情報をふいに教えてくれるかもしれません。
「ありがとう」の言葉の波動は、それだけ大きな調和のエネルギーを生み出す魔法の言葉です。ぜひたくさん「ありがとう」を振りまいてください。そして、自分だけが楽しいとか嬉しいという気分を味わうのではなく、ぜひ他の人たちともシェアしてあげてください。梅雨も明けて太陽から目いっぱいのエネルギーをもらえる季節に入るからこそ、周囲の人と共に歓びと調和のエネルギーで満たすのです。それが「調和の共鳴」です。それから、自分の興味だけでなく、あなたの周囲の人が興味を持つものにも意識を向けてあげて下さい。自分とは違う感覚を持つ人たちとも、その感覚をシェアするのです。
「食べず嫌い」という言葉がありますね。これは、まだ一度も食べたことがないのに、例えば見た目だけで不味いだろうと思いこんで、嫌ってしまうということを指しますが、あなたは普段こういった感覚を周囲の人たちに対しても感じてはいないでしょうか? 生理的に受け付けないというところまでいってしまうと、これはすでに本能が訴えかけているので仕方ないかもしれませんが、そうではないのなら、ただの思い込みということもあるかもしれません。誰しも欠点は持ち合わせているもの。この「調和の共鳴」の二乗になる大暑のこの日は、そういった欠点はとりあえずスルーして、良い面を引き出してみるようにしてみましょう。もしかしたら、話してみたら意外と良い人だった、なんてこともあるかも。
太陽のエネルギーがますます活発になってくるこの大暑の7月22日、ぜひ調和のエネルギーで満たすようにと、マヤの暦のラマトと数字の8があなたを支援しています。
(次回は8/7です)
(風水優李)
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