マヤンオラクルと二十四節気【2011年8月23日(火)】


mayan0823.jpgタロット・セラピスト&エナジーヒーラーの
風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-処暑(しょしょ)-陽気とどまりて、初めて退きやまんとすれば也(暦便覧より)
<マヤンオラクル>kin194 スターグリフ:イーシュ 数字:12

二十四節気では今年の8月23日が「処暑(しょしょ)」に入る日。処暑とは、暑さがおさまり、朝や夕方には涼しい風が吹く頃のことを言います。季節的には台風が多くなるそんな処暑の8月23日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin194、「12イーシュ」という日に当たります。12は複雑な安定、イーシュは誠実さや魔法を意味するこの日は、等身大の自分で周囲と関わり合っているか? とマヤは疑問を投げかけています。イーシュは、誠実さとは自他共に対して嘘偽りのない自分でいること、影の部分もきちんと向き合うこと、そして感情と行動が一致していることである、と言っています。そういった「誠実さ」が一見不可能のように見えることでも実現してしまう「魔法」となるのだ、と。

数字の12が示す「複雑な安定」というとちょっと難しく聞こえるかもしれませんが、例えば私たちの肉体を考えてみてください。血管や脳、心臓等々各種臓器がそれぞれに毎日毎日休む暇なく働いてくれていますが、これらは個々に役割を持って独自のシステムで動き、それらが全て機能して生命が保たれ、私たちは健康を維持できます。そして、どこかに支障が出たら他の臓器がそれを補う働きをし、やがて機能しなくなったら死に至ります。これが「複雑な安定」ということなのです。それぞれがそれぞれの役回りを持って全体の安定を保つということ。それには、個々で自分の役回りを知り、機能させることが大切です。

ちょっと手厳しい言い方をすれば、首長になる器のない人が「私がやるんだ!」と固持したが為に全体が機能しなくなっておかしくなってしまうという、まるでどこかの国のようになってしまうわけです。そして、イーシュの表す「魔法」はエゴや私利私欲のあるところには発動しません。自分のいい面も悪い面も含めて見つめ、できないところはできないと素直に認めることは誠実なことです。ただし、極端な自己否定や、逆にうぬぼれはいけません。また、自分の力を信じないで外からの力にばかり頼ることもNGです。それゆえ「等身大の自分を知る」ことがカギになってきます。

できない部分がある代わりに自分の出来るところで存分に力を発揮すればよいわけで、自分の負の部分を認めることは決して情けないことではありません。そういう誠実さや謙虚さは自己の深部と繋がり、エネルギーを純化させて神の意志とつながりやすくなる・・そうして結果的に「全体」へ「魔法」が発動するわけです。下手に計算高く行動すると、全体のバランスが崩れて返って大きな損失を生みますよ、ということをマヤは伝えているのですね。局所的な見方に偏らず、全体における役割を見直す必要がある、8月23日は、そんなメッセージが含まれているのです。そんなこの日に、ぜひ等身大の自分とは? と自分に問うてみてください。そして誠実に周囲と関わり合っているか? と見直してみてください。利害関係のみの関わりに終始してはいないですか? 

8月23日、マヤの暦のイーシュと数字の12があなたを支援しています。

(次回は9/8です)

風水優李


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です