ミスティカル数秘術でみる2012年1月(前編)


gnobo201201_1.jpgノボ・カリプソ
訳:江口聖子
 

人間社会でも自然界でも、魔術師の業が活躍する時がやってきました。価値観・高潔さ・敬意・変容を引き起こすヒーリングが、全て一つになってもたらされます。2012年1月(01-2012)は真理、完全性、誠実さ、そして何より思いやりを基本にしたバランスの回復を表します。博愛精神を核にした魔術師の魔法は、人間社会にも環境にも、家族にも自然にも、大きな贈り物となることでしょう。皆さんもこのような魔術師になりましょう!

今年は「12」という神聖なパターンの年です。2012年1月(01-2012)は、このように動きます。2012=2+12=14/5+1=15/6。15/6が今月のメイン・パターンであり、願うことは魔法なのだということを表します。

過去に起こった不幸な出来事や、不運な災難にいつまでもこだわっている時ではありません。宿命論的な「お告げ」の闇に縛られている時でもありません。全ての生命体の為に地球規模で、ミツバチのように働き、人間性を再生させる時です。「ミツバチのように」とは、全ての生命がその神聖さを内包しながら、ポジティブに進化していくことができるよう、高次の原理の中で一体となって働くということです。全ての生命体は生きていく中で、幸福、喜び、自由を得る権利があるのです。

それと同時に、結束し、共に参加し、集団に同化し、一致団結することで成長する時でもあります。もしあなたが何らかの組織に加入しようと考えているなら、あるいは世界の未来の為に、自分で組織を作ろうとしているなら、今がまさにその時です。私たちはもはや孤独を感じる必要もないし、自分一人だけで働く必要もありません。また自分の苦悩に一人苦しめられることもないのです。「天国」が私たちに向けて開かれているのは、集団で行う仕事(ミツバチが自分たちの巣の中で働いているように)のパワーとエネルギーを感じることができるようにということなのです。優しい声が聞こえてくるのではないでしょうか。子羊はライオンになるでしょう。

人々が協力し合うべき時であり、目的を同じくする人々が集まる組織や集団を尊重しなければなりません。2012年の1月からは、社会の中に階級制度を持ちこんで、この惑星を分断する時期では、もはやないのです。私たちは全て、自分たちの起源を通して、もう既に互いにつながり合っています。霊的なバイブレーションの中では、私たちは一人ひとり、切り離されてはいないのです。松ぼっくりとカタツムリ、セイウチと白頭ワシ、菌類とペンギン、シロナガスクジラと人間、タンポポとトンボ、ヘラジカと蝶を、区別して切り離すことはできません。イルカの、そして人間のコミュニケーションも、この惑星上の全ての種と行うことが可能なのです。

(つづく)

(ノボ・カリプソ)


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