ミスティカル数秘術でみる2012年1月(後編)


gnobo201201_2.jpgノボ・カリプソ
訳:江口聖子
 

今月、1月のモナド(1)の求めに呼応するのは、メイン・パターンであるヘキサド(6)です。ヘキサド(6)は、小さな波が輪を形成して、それが順に幾重にも重なっていくかのごとく、何かが一瞬にして一つにパックされてしまうようなパターンを表します。モナド(1)が表しているのは、全ての生命体が、自己の存在を分かった上で存在している場所です。2012年1月のシンボルはサークル(輪)です。

2012年の1月をイメージするなら、モナド(1)の中に存在しているヘキサド(6)、またあるいは、防護されたサークルの中に何百万という雪片が存在しているイメージです。ヘキサド(6)の六角形の形は雪片に見られますが、水の結晶にも見ることができます。雪片、水の結晶は無数に存在しています。が、それらは物質的にはほぼ同質であっても、それぞれの結晶は個々に違う美しい創造物であり、それと同時に全体性/一体性に抱かれています。2012年1月が見ているのは、このような多様性です。様々な生命体が雪片のごとく、集まって一緒になって、この惑星上の生命体全員がより良く生きることができるよう、保護してくれる魔法の毛布を創り出すことです。

このしんどい部分を言うなら、物質的利益のみを求め、個人の楽しみの為に世界を征服することを最終目的として生きるというような、大衆の動きと同調して動くことは、もはやできないのだということです。集団の中に安穏と留まり、私たちにいつも快適さを提供してくれる物品を得る為に、焦り・不安・ストレス・無秩序と一緒に生きる道を選ぶなら、物質以上の報奨を与えてくれる宇宙のバイブレーションの美からは、転がり落ちてしまうでしょう。私たちは簡単に取り残されてしまうのです。

人間愛というフィールドで落ち葉拾いをしていく時です。全ての生命を繋いでいる友愛精神を抑えつけてしまおうという人は、これから始まる2012年1月からのエネルギーを、上手く乗りこなして行くことはできないでしょう。自然界でも宇宙でも、許容量は限界に達しています。過去の凝り固まったドグマや時代遅れの考えから自由になるのに、私たちは11年の時を要しました。古きを壊し、新しく建設する為に11年の年月が掛りました。そしてこの11年の間、私たちは素晴らしい内的進化を経てきました。このような仕事をしてこなかった人は、見捨てられたかのような、幻滅の感覚を味わうことになるでしょう。というのは、2012年1月からは、更に大規模なポジティブな変化が起こるからです。
 
 中国の易経では、このパターンはヘキサグラム(六線星形)に要約されます。これは「地山謙」あるいは「謙虚さ」と呼ばれています。謙虚にしていることが、成功を創り出すのだということを意味しています。また、「地山謙」は博愛精神を表し、全体の健全性の為に奉仕するということも意味します。それから「手本を示す為に、集団に留まる」ということも意味します。最後に易経の「地山謙(ちざんけん)」の言葉を。

「謙(へりくだ)れりと鳴らさる、貞(ただ)しくして吉なり」

(ノボ・カリプソ)

gnoboprofile.jpgノボ・カリプソ(GNOBO CALYPSO)さんは、アリゾナ州セドナ郊外在住のミスティカル数秘術士。30年以上にわたりミスティカル数秘術の神聖な叡智を人々と分かちあっています。

ミスティカル数秘術―パターンを解釈する―』

ノボ・カリプソ 著/小松原さおり 訳

定価 3,014円(税込)


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