ノボ・カリプソ
訳:江口聖子
2011年10月は、神聖幾何学の運動では、ペンダド、ペンタゴン、または「スター」のパターンです。この月は、人生に冒険、発見、人脈作りを始める為のエネルギーをもたらします。またそれだけでなく、冒険へと出発する為に新たなシナジーを創り出すことができるよう、もはや機能しなくなった過去の古いパターン、新しいバイブレーションとは相容れない過去のパターンを手放すよう促します。
私たちは様々な変化を望んでいますが、望んでいると思っている変化の多くを、本当に心の奥底に受け入れているわけではありません。それで、その効力を失うことになってしまうのです。なぜなら、私たちは旧来の習慣、古い思考や予測方法、古い視点、古い意見、長く抱えているネガティブさ、古びてしまったドグマ、新しいエネルギーに置き換わるべき古いエネルギーをずっと抱えたままでいるからです。2011年の10月がもたらしてくれるチャンスを受け取り、前進する為には、これらのことを手放し、自分自身あるいは他人の過去の過ちをゆるし、忘れるということが必要になります。
自分自身を高く引き上げ、人生の多様性に対して自分をオープンにするべき時です。旧来のやり方で物事を見ることで、せっかくのチャンスを試練や葛藤に変えてしまわないように、また、もし試練が訪れたとしても、それはチャンスへの入り口なのだということを知る為にも、私たちは自分自身を高く引き上げる必要があります。
2011年10月の主題は、限界や制限があるかどうかは、その状況を見る人次第なのだということを悟ることです。人生は自由であり、自由に生きられるべきものです。進化/エボリューションとは自由運動であり、その常に前進する動きの中にある私たちも、また自由です。もし「自分は自由に人生の選択を行い、喜びに満ちた人生を生きている」と感じられないなら、自分の課した制限/限界に目を向け、手放さなければなりません。このような(自分の周りに境界線を引いてしまうような)制限は、私たちが自分で作り上げたものであり、ちゃんと乗り越えることができます。放っておくと、この制限/限界は本当に私たちを制限する力となり、チャンスへの扉をぴしゃりと閉めてしまうことになります。
2011年10月から解釈できるのは、私たちは困難な課題をチャンスと見て、自分を柔軟に、オープンにする為、古い考え方や行動の仕方を手放す必要があるということです。
2011年10月は、私たち一人ひとりが明るく輝く星であることを自覚し、それを祝う時です。周りの星も全てが美しく輝いています。その中で自分という星をひときわ明るく輝かせてください。それができるのはあなただけです。変化を抱きしめ、多様性に満ちている環境を探索し、ハートの進化を受け入れ、頭ではなくハートを通じて人生が流れるようゆるすのです。
天の川に輝く星の光を消してしまうことができないように、私たちは制限的な信念体系・視点・意見によって、自分の内なる光を消し去ることはできません。私たち一人ひとりが、自分のアイデンティティを表現している輝く星なのだということを知る必要があります。二つとして同じ雪の結晶や水の結晶が存在しないのと同様に、私たちには個々のパターンがあり、それを自分のアイデンティティとして輝かせなければなりません。目的・進歩・楽しさ・情熱・偉大なるスピリットと共に前進する為に、自分の身体の内に存在する光を輝かせるのです。今月は「できません」と言っていてはいけません。「私は~します」と言うべき時です。
(後編へつづく)
(ノボ・カリプソ)
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