【スタピ編集長体験記】ヒプノセラピーセッション


SPWEB0904.jpgヒプノセラピーを初めて受けてみた。セッションをしていただいたのは、ブライアン・ワイス博士からも直接指導を受けたことのあるNGH(米国催眠師協会)、ABH(米国催眠療法協会)認定インストラクターの美羽姚さん。

私がリクエストしたのは”今生でのやるべきことを知る前世”。今回の自分の人生の目的を知るべく、それにつながる前世を見せてもらうことになった。

私は催眠術にかかったことがなく、果たして前世が見られるのか非常に心配だったが、人は1日に何回も催眠に入っているらしい。映画や本に夢中になり、その世界に入り込んでいる時、またスポーツや趣味に熱中している時も、催眠状態なんだとか。そう考えると、何とかなりそうな気も・・・。

そんなドキドキワクワクからセッションが始まった。物語を読んでいるかのような美羽さんの誘導で、エレベーターで地下に向かいながら(もちろんイメージで<笑>)いくつかの風景を通り過ぎ、ようやく前世にたどり着く。

その人生で、私はベレーという男性だった。彼のいる場所は、一昔前のドイツらしい。ベレーはつつましく暮らしていた森のきこりから、ある人との出会いをきっかけに宝石商に転身! 家は山の中の小さな一軒家から使用人のいるお屋敷になり、子ども2人と妻の4人家族、幸せに暮らしていた。温かい家庭で充実した人生を送っていたが、彼がひとつだけ心残りだったのが、いろいろなところに行ってみたいという、自由さを手に入れられなかったこと。

「今回の編集長の人生は、いろいろなところに行くということが要になっていて、仕事はその枝葉。そこの考え方が違っていたから、人生の目的が見えなくなっているのかもしれませんね」というのが、美羽さんの分析だ。

確かに、旅に出るのは好きなほうだ。その昔、アルバイト仲間にホロスコープを読める人がいて、彼女に「なぜか外国に行きたくてしょうがないという星をもっている」と言われたことがある。このことは、なぜか私の頭の隅にずっと残っているのだけど、もしかしてこれは、ベレーの人生とつながっているのだろうか?

これからの私の人生について、美羽さんは「ひとつのことを一生懸命にやれば、財産が築けるということ。まだ屋上に立っていないだけで、屋上への階段にいるんです。まだその過程にいるから不安なだけ。ベレーが最後に思ったような、光り輝いて充実できる人生が待っていますよ」と話してくれた。

私はその言葉に励まされ、浄化されたような心地よさを覚えた。そして、終始幸せな思いを感じられた前世に、ほっとした。

ヒプノ体験からしばらくたった今思うのは、自由に生きるということは、知らない土地を旅することだけではないんだろうということ。この人生、好奇心の赴くままに進め!ということなのかもしれない。そう思うとそして、これから自分が何をやるのか、どんな道を進んでいくのか、期待が膨らんできた!

※StarPeople42号「日本のスピリチュアルリーダー」で、美羽姚さんのインタビューを掲載しています。ぜひご覧ください。

スタピ編集長

【美羽姚さんHP】For innner Beauty

【好評発売中】『スターピープル』42号

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