マヤンオラクルと二十四節気【2012年8月7日(火)】


Kan_blog.jpg運命鑑定・占術研究家の風水優李先生がマヤンオラクルで視る二十四節気。

<二十四節気>-立秋(りっしゅう)-初めて秋の気立つがゆへなれば也(暦便覧より)<マヤンオラクル>kin24 スターグリフ:カン 数字:11

二十四節気では今年の8月7日が「立秋(りっしゅう)」に入る日です。まだまだ暑い日が続いているというのに、暦上ではもう秋の始まりです。実際には最も暑い頃を指し、この立秋を境にだんだん涼しくなってくるということで、この日から立冬の前日までが秋ということになります。そんな8月7日、古代マヤの伝統暦ではどんな日になるでしょうか?

神聖暦ツォルキンではkin24、「11カン」という日に当たります。11は不協和、カンは種を表しているこの日は、「心機一転しよう!」とマヤは伝えています。11の数字は崩壊と変容のプロセスを意味しますが、これは今までのやり方だったりアイデアだったり、これまで通例だと思っていたことなどから離れて、見直しと変化を与えることを伝えています。そしてカンは必要な準備をすること。つまり、今の状況や行っていることがどこかルーティンワークのようになっていないか? 何も考えることなく済ませて、それでよしとしていないか? 本当にそれは適切か? といったことを、マヤは問いかけてきているということです。

今までと同じやり方を続けていても、それ以上何も発展はないかもよ? とマヤは変化を促しているわけです。だから、この8月7日の立秋の日のエネルギーは、一度いらないものを削ぎ落としてシンプルになり、原点に立ち返って、必要最小限の材料の元で気分も新たにスタートの準備をする、そういう心機一転のエネルギーだと言えます。あなたの今取り組んでいること、周囲の人間関係や関わっている仕事の内容など、どこか違和感を感じている部分はないでしょうか? これでいいのかなと思いつつ、ついそのままにしていることや、人に言われるがままにただやり過ごしていることなどありませんか? あるいは長いことそれに携わっていて、てこ入れもせずに慣れに任せてしまっていること、どこかマンネリ気味になっている事柄や人間関係など、長年の習慣になってしまっているようなことを、この日は一度見直してみてください。

カンは新しい種を植えようよと伝えてきていますが、それは積み重ねてきたものの限界が来ていることを教えてくれています。今までなら選ばなかった人や物、仕事や趣味などに、あえて目を付けてみると、新しい展開への種となるかもしれません。長年慣れ親しんだ方法論や価値観、人間関係など、それらはあなたに安心感を与えてくれるでしょう。けれども、その中には、もしかしたら今のあなたにはもう必要のないものも含まれている可能性だってあるのです。いらないものを削ぎ落としましょう。そしてシンプルになりましょう。

手近なところでは、とりあえず自分の机やお部屋を片してみてください。その中には捨ててもいいようなものの他に、逆に見過ごしていて、今見たら新鮮に映るものもあるかもしれません。立秋のこの日、暦上は秋の始まりです。始まりの日にふさわしい「お片づけ」をして、新たな気持ちで翌日を迎えてみましょう。そして特に気になったもの、目に留まったものに注目してください。今後の何かの「種」になるかもしれません。立秋の8月7日、マヤの暦のカンと数字の11があなたを支援しています。
(次回は8/23です)

風水優李


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です