ミスティカル数秘術でみる2012年8月~山と大地が出会う月(後編)


gnobo_201208_2.jpgノボ・カリプソ
訳:江口聖子

そのやり方を一つあげるなら、私たちは他者が何をするべきか、あるいはすべきでないのかを、理想的見地からあれこれ判断するのをやめ、自分自身の庭の手入れをし、育てるのに専念することです。

私たちは「蒔いた種を刈り取る」という原理を無視して生きることはできません。これは自然の原理の一つです。この原理は、もし何かを強く美しく育てたいと望むなら、毎日栄養を与えて育てていくことが必須であり、すぐに放棄して新しい物へと移ってしまってはいけないということを教えています。私たちは種を植え、手入れをしなければなりません。そしてそれに最適な場所は、自分自身の庭なのです。

ヴォルテールは『カンディード』の最後で、このことを言い表しています。
「お説ごもっとも。けれども、わたしたちの畑は耕さなければなりません」

私は『ミスティカル数秘術-パターンを解釈する-』を、日本の方々への深い共感を込め、皆さんが自身を通して自然の原理を受け容れ、自分の大地という最も貴重な生命の源泉と再び一体となることができるようにと書きました。ミスティカル数秘術では、あなたの周りで振動しているバイブレーションが、同時に自分の中でも振動しているのを見ることができます。日本人が日本の大地から分離してしまえば、次々と災害が降り注ぎます。これが「上の如く下も然り。下の如く上も然り」ということです。

2012年8月は、山(8)が大地(4)と出会う月です。2011年3月は水(2011=4+3=7)が大地(4)と出会いました。7月は水(7)が人類(2012=5)と出会う月でした。

2012年8月は、大地への意識が非常に高まる月です。8月の「8」は山を意味します。特に富士山(富士山は異世界への入口です)。そして、全体を表す「4(2012=5+8=13/4)」。山(8)が大地(4)と出会うのです。

もし山が大地から滋養を与えられていないなら、また大地が山から滋養を与えられていないなら、全ては不調和となります。バランスは崩れます。山/丘がその基盤と形状において大地から分離すれば、大地は震え、他のもっと大きな力へと引き渡されます。大地は手入れをし、育てられる必要があります。山は強くあらねばなりません。これがバランスというものです。

8月は、山が大地と出会います。
あなたの周りの山は滋養が与えられ、手入れされていますか? 日本の国全体が幸せになれるように、未来への可能性に向けて種は蒔かれたでしょうか? あるいは、誰かが日本の景観を破壊し、日本に住む人たちの幸せを脅かしているでしょうか?

2012年8月は、日本人が自分の庭をちゃんと耕しているのか、山と大地には手入れが行き届いているのかを問うています。

そして、その答えは自然の中にあります。が、その自然とはあなたが立っている、その大地の自然です。大地は、その社会の「大宇宙」です。もし大地が苦しみ患い、病んでいるなら、そこに住む人々も苦しみ患い、病んでいます。そしてそれは癒され、修復されなければなりません。

(ノボ・カリプソ)

gnoboprofile_new.jpgノボ・カリプソ(GNOBO CALYPSO)さんは、アリゾナ州セドナ郊外在住のミスティカル数秘術士。30年以上にわたりミスティカル数秘術の神聖な叡智を人々と分かちあっています。

ミスティカル数秘術―パターンを解釈する―』

ノボ・カリプソ 著/小松原さおり 訳

定価 3,014円(税込)


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